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読書感想文とは
夏休みの2大課題と言えば、自由研究と読書感想文でしょう(誰もそんな言い方はしませんが)。長女は小学3年生ですが、学校から求めれらるレベルが年々増しているようです。然るに、親に対してもプレッシャーがより一層与えられる訳で、「いい加減なものを提出しないようにね」と、軽くジャブを浴びせられているような気分に陥る休みでした。過去形で書いたのは、現在はある程度目処がついたからです。自由研究は残すところ「まとめ」のみ。研究とは言い難い内容かもしれませんが、彼女なりに取り組んだ成果物ですので、評価に関わらず、お疲れさまでした、と伝えたい想いです(言えばいじゃん、というツッコミが聞こえてきそうです)。読書感想文は、本日下書きが終わりました。あとは、清書をして校了となります。まるで作家気分ですね。校閲は奥様が行いました。赤ペンを持ちながら原稿用紙と睨めっこする姿は、子供にとって恐ろしい時間だったと思います(例え話ですよ)。学校から「読書感想文の書き方」という案内の紙が配布されており、そこには、幾つかのポイントが挙げられており、それに対して気付いたことを書いて、全てを順番にまとめれば出来上がり、というものでした。奥様は「私が子供の時にこの書き方を教えてくれていれば、私だって書けたのに」と強気の発言をしていました。僕は無言で相槌を打ちましたが、正直、そうではないと思います。書くか書かないかは、その人の意思であり、書き方を示したところで、書ける訳ではありません。長女の読書感想文については、完全に僕に委ねられたので、本のタイトルだけで思う所を1,000文字書いてみました。途中で、小学生だったらどうやって表現するのか、自分なりに工夫が必要でしたが、30分で書き上げ、印刷して娘に渡しました。「これを参考に書きなさい」という意味でしたが、そのまま書き写したかもしれません。しかし、僕は筆を執っていないので、もし、先生が内容に違和感を覚え、「誰が書いたのですか?」と質問したら、「書いたのは娘です」と答えることはできます。嘘ではありませんので。読書感想文というか、タイトル感想文ですけれど。全く本の内容に触れずに課題をこなすとは、自分の成長に驚くばかりです(ずる賢い成長ですけれどね)。娘はそういう部分を上手に吸収していく事でしょう。見せてはいけない背中だったかな・・・