まちづくり,  雑談

まちづくり、とわ?

最近よく聞くSDGs。Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とのことです。

これは何も今に始まった概念ではありませんよね。昔からある考え方だと思います。ほとんどの○○会や○○団体などは、発足当初に目的を持ち、それに向かって活動を持続する集合のはず。それはSDGsそのものだと言えます。

では何故、最近になって注目されているのかと言えば、いよいよヤバくなってきたからでしょう(何が?)。ええ、間違いありません。そりゃぁ、アレですよ、アレ。ガラケーが使えなくなるからですよ(←絶対違う)。

冗談はさておき、環境問題が大きな一つの課題ですよね。国際社会で環境問題が叫ばれている、それが示すものは、このままでは、決して遠くない将来に、地球が危険な状態に陥ることが明確だということ。その対策は、一時的では効果がなくて、継続的に、しかも柔軟に行う必要があるでしょう。

さて、本題。まちづくりにおいても、このSDGsの概念を用いていく必要があります。ありますというか、そうならざるを得ないというか、運命というか(それは違う)。
ただ課題を洗い出して、問題点を指摘して終わり、ではなくて、そこからアクションを起こし、解決へと繋いでいく。それを市民が主体となって行っていく。もちろん、行政の協力があってのもの。

ワークショップなどで様々な市民の声が挙がっているのですが、それらはすでに行政に届いているでしょう。それを対応するかどうかは、優先順位と予算などの兼ね合いで、形になるのは僅かかもしれません。しかし、まだまだ、声にならない声が埋もれている筈。誰にも聞こえないくらい小さいな声。うめき声のような、苦しそうな、でも心の奥底から叫んでいる。そういう声を、どうにかして聞き集め、行政に、或いは専門の団体に声を届ける、そういう働きが求められているのではないかと思います。

どうしたらそれが実現できるのか。様々な分野の有志が集まり、行動を開始しました。既存のやり方ではなく、新たなる取り組み。「持続可能かどうか」、よりも「弱きものに寄りそうことができるかどうか」のほうが、僕は重要だと考えています。市民の声は、大きく分けて2つ。

・「ライフスタイルを充実させるためのもの」
・「ライフラインに直結するもの」

ここでいうライフラインは、生命維持に関わる、という意味も含みます。
たとえば、「将来が不安だ」は前者で、「いじめられている」は、後者です。前者に分類される声は、基本的に一定の水準以上の生活を送っているでしょう。そういう意味で、優先するべきは後者の声。
まちづくりと聞いて、何かイベントを開催して、盛り上げって、お疲れ様でした~!っと解散するようなイメージもあるのかもしれませんが、それはSDGsではないでしょう。
「活動を持続させるために、何かをする」のではなくて、「一人でも多くの市民の(特にライフラインに関わる)声、或いは課題に、向き合い続ける」。そういう「持続的な取り組み」が必要なのだと思います。

言う事は簡単。実践するためには、いろいろと学ばなければ。と、ここでこっそり決意表明してしまいました。どうなることやら。慌てずに、焦らずに、愛を持って。