• 雑談

    そっくりさんはコメディアン

    今日もニュースから切り抜きをお伝えしましょう。イギリスのブラックプールの警察が、レストランでビールを盗んだ男の画像をSNS上で公開し、情報提供を求めたところ、有名な俳優さんにそっくりだったので、コメント欄がその俳優さんについてばかり投稿されてしまい、警察も困ってしまった、というニュースがありました。その俳優さんは、24年前に放映開始されたドラマ「フレンズ」のロス役の人です。僕はそのドラマが好きで、DVDをレンタルして何回も観ました。1シーズンあたり30分が24話で12時間。それが10シーズンですから120時間にも及びますね。そんなに長い時間をこのドラマ視聴に費やしたのか、と数字を見て愕然としてしまいました。後悔先に立たず・・・それで、その俳優さんは、その警察のSNSに自分のアリバイを証明するために、動画を投稿したのです。その動画が、犯人画像と同じような装いをして、犯人と同じようにビールを抱えており、明らかに笑いを誘うことを目的としているモノでした。さすがだな、と思いました。「フレンズ」は、バラエティ豊かな内容(決して知的ではありません)でしたから、こういった演出はお手のものなのでしょう。後日、警察からは「そっくりな俳優さんは犯行時、別の場所にいたことを確認しました。ご迷惑をおかけしてすみません」という内容の投稿があったようです。あまりにも有名になると、こういう時に疑われる可能性があるということですね。今回のように、ユーモアで許されるような場合は良いのですが、深刻な場面もあるでしょうから、その辺りはいくらSNSとはいえ、軽はずみな発言は自重したいものですね。警察がインターネットを用いて情報収集するようになれば、逃亡を続けることはかなり困難になることでしょう。1週間くらいは何とかなるかもしれませんが、それ以上は難しいのではないでしょうか。これからは、様々な箇所にカメラが設置されるでしょうし、自動車のドライブレコーダもインターネット上に映像情報を送信するシステムに移行していくかと思います。そうなると、警察の目は様々な箇所に点在することになりますから、犯罪の抑止力となれば幸いですね。「フレンズ」を観ていた頃は、ドラマのように男女6人くらいのグループでしょっちゅう集まってワイワイ言いながら過ごせたら楽しいだろうな、と憧れていた部分があります。また、舞台であるニューヨークにも、憧れを抱いていました。街そのものがフランクだし、人間関係もきっとフランクなのだろうな、という想像をしていたのです。そういった想像が出来ただけでも、幸せだと思います。現実はそんなに甘くありませんが、夢を与えてくれたという意味で、「フレンズ」に感謝をしています。

    Happy Halloween