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ついに魔の手が
インフルエンザが猛威を振るっています。その触手が、ついに家族にまで及んできました。次女が一昨日の晩に発熱し、咳は無いし、体温は37℃を示していたので、ただの風邪だろうと予想していました。万が一に備え、寝る時はマスクを着用させました。そして昨日、病院に行き、検査を受けたところ、インフルエンザに罹患している事が判明しました。型はA型の方です。思わぬ緊急事態発生時に、僕は会社でのんびり仕事(テレビを観る事がメイン)をしていたので、奥様はきっと、あれこれ言われたことでしょう。宿直が終わって帰宅し、先ずは全員がマスクを着用していたことに安心しました。そういう意識は非常に重要であります。そして、長女は義父母の家に避難させて、僕は実家に行きました。最初は、僕が家に居るから、出かけてはいかがですか?と提案したのですが、お断りされたのです。次女にとっては、母親がいてくれたほうが安心ですからね。賢明な判断ということで尊敬の念を空気伝いで送りました。受信の有無は確認しておりません。さて、今後のスケジュールを確認すると、近々では次女の発表会が2月初めの土曜日にあります。もしかすると、それまで保育園に行けないかもしれません。そうなると、発表会の練習が出来ないので、彼女にとっては不安を残す形での参加となりそうです。しかし、こうなると参加できるだけでも有難いと考えるべきですね。毎年、インフルエンザで参加できない園児がいます。僕は家で心掛けている事として、不用意に口を開けないようにしています。子供たちと会話する時は、なるべく向き合わないようにし、飛沫感染を防止するようにしています。この心掛けが有効なのかどうかは不明ですが、幸い、奥様と子供が順番にインフルエンザに罹患した時に、マスクも着用せずに普通に過ごしていましたが、感染することはありませんでした。こういう時に「日頃の行いが良い」と口走ると、きっと感染するのだと思います(口走らず、書くのは問題ない?)。他のスケジュールでは、特に問題はなさそうですから、後はドンと構えるしかありません。誰がインフルエンザに罹患してもおかしくない状況だ、と考えていた矢先に、長女が夕方から咳が出ていました。しかも、かなり頻繁に。これはマズイですね。発熱は無く、身体はだるくないと本人が言っていましたが、予断を許しません。明日、朝に熱があれば罹患している確率が高いです。そういえば、ネットでニュースを読んでいると「インフルエンザに感染した子供がいる親は、仕事を休ませるべきだ」という旨の記事を見かけました。確かに既に潜伏しており、会社で感染させる恐れはあります。それにより集団感染となる事態を避けるためには、そういった処置も必要になってくるでしょう。ただ、それは会社が指示して休ませる以上、それだけの補償は必要になります。つまり、有給休暇かそれに代わる休暇を与えることですね。そういう動きは今後拡大していく事を期待しますが、さてどうでしょうか。国が企業に対して、どれだけ支援するのかにも依るのではないでしょうか。ところで、インフルエンザは何時頃からこんなに拡大感染するようになったのでしょう?僕が学生時代、インフルエンザで学級閉鎖という話は聞いたことが無かったように記憶しています。当時はインターネットが一般的ではなかったので、ただ知らなかっただけかもしれませんけれど。少し調べて見ると、1976年~1987年は、小中学校でインフルエンザワクチンの接種が義務付けられていたようです。そのころは小学生でしたから、毎年ワクチンを接種していたのですね。ある大学の研究データによると、4年間で摂取率97%の場合、学級閉鎖日数は平均1.3日。接種率が2.4%まで下がると、学級閉鎖日数は平均21日となるそうです。この数字の差が、ワクチン接種の重要性を表しているのかもしれません。うーん、そういえば近年ワクチン接種はしていませんでした。子供も同様です。摂取しても、罹患する時はする、という考えでしたので。しかし、このデータを見て、考えを改めなければ、と思い至りました。もっと早く調べれば良かった・・・
魔の手が指す方へ