雑談

二度寝の春眠暁を覚えず(そりゃそうだ)

朝から目覚めが悪く、布団の中でしばらくゴロゴロしていました。目覚めが悪いというか、意識はすでに目覚めているのですが、頭がボーっとして、身体を起こす気になれませんでした。ここ最近では、珍しい事です。理由は何となく分かっていて、仕事の事だと思います。普段は、始業1時間前に出勤して、段取りをしています。これは厳密には、「時間外」になるのですが、まあ、自分の作業が遅いから早めに行って、準備しているだけなので、申請はしていません。仮に、これが命令、或いは依頼を受けて行っているなら、当然「時間外手当」を申請します。この辺りは個人の考え方に依るのでしょうが、会社側としては、当然時間内で仕事を収めてほしいことでしょう。しかし、それが現実に可能な企業はごく僅かだと思います。多くの企業戦士が、時間外で仕事をこなしていることでしょう。せめて、もう少し年間休日が多くなれば良いと思います。そうでなければ、給料を増やすべきでしょう。僕は違いますが、優秀な人材が、とても辛い仕事をこなしているのに、それだけの対価が得られない、という話はいくらでも聞きます。結局、優秀な人材は辞めていき、他へ流れていきますし、独立する人もいるでしょう。単純に、勿体ないと思います。給料に格差はあって良いし、そのために責任の大小が存在しているはずです。僕は、比較的責任の小さい業務なので、給料もそれなりです。それで文句はありません。ただ、同じような業務でも長年勤めている人たちは、「少ない」と感じているようです。このあたりの個人差について言及するのはナンセンスですが、「増えて当たり前」という感覚でいるのは、少し虫がよすぎると思います。それなりのアウトプットがなければ、会社は払ってくれません。その点を認識しておくだけでも、仕事に取り組む姿勢というのは変わるような気がします。まあ、誰かが言わなければ伝わらないでしょうけれど、言ったところで、「何を言ってるの?」と聞き返されておしまいだと予想されます。ですから、黙っておきますし、コミュニケーションも取りません。自分にとって、ネガティブと分かることについては、遠ざかるようにしています。もっと遠ざけたい事は沢山あるのですが、なかなか思い通りにはできません。そのためには「お金」が必要です。残念ながらお金持ちではないので、やらなければいけないことを、仕方なくやっている、と書くと、ネガティブに受け取られそうですが、その辺は割り切って生活しています。お金持ちでない原因は、自分にありますので。もっと身を粉にして働き、無駄遣いをしなければ、貯金はできると思います。しかし、それによって失われていく時間が、僕には惜しい。かといって、朝、早起きしない自分がいると、矛盾していることに気付きます。そんな時は、「貴重な時間が失われているぞ!」と、自身にムチを打つのです。そうすることでしか起きれない自分に、少々呆れてしまいますが、対策が分かっているので、多めにみてやりましょう。話しが随分と逸れましたが、起きれなかった理由は、「早く行っても、作業ができないから」です。棚卸があるため、生産指示が一時的に停止しています。棚卸のために設備を停止する、というのは、何となく非常率な気がしますが、まあ、そうしないと棚卸ができないのでしょうね。改善の余地はありますが、あまり大声でデモを行っても、白い目で見られるどころか、クビになってしまう可能性が高いので、虎穴に入らずんば虎子を得ず、じゃなくて、郷に入っては郷に従う事にします。明日(日曜日ですが、棚卸のため出勤)も、きっと同じ理由で目覚めが悪いことでしょう。せめて、夢の中で、のんびりとしたいものです。

夢のような時間(バリ島)

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