電池交換も一苦労
新年度が始まり、新元号が発表され、仕事も心機一転、と言いたいところですが、トラブルは何かとやってきます。本日は(品質的な)トラブル対応に追われました。原料が今までと違うロットナンバに代わっただけですが、品質に大きく影響を与えている模様。そんな事で問題になった事は(少なくとも、僕がいる期間は)ありませんでした。不思議なものです。設備的に問題がある事も明らかなのですが、それにしても、正直、驚いています。産地が同じであれば、製造条件は同じで問題が無かった、という経験則がありますから、こんな事が発生するとは予測していなかった、というのが言い訳になります。しかし、それを言い訳にしていては、品質保証はできません。製造の前段階で、その情報を得る事が重要になってきます。そういう視点で行動を取っていかなければならないのだな、と改めて仕事の難しさを痛感しました。実際には、それほど痛くはありませんけれど。気付いたら、仕事の話ばかり書いていますね。その日の出来事を書こうとすると、平日であればどうしても仕事をするので、その時に思った事をついつい書いてしまいます。あまり仕事の話をするのは好きではありませんが・・・帰宅すると、次女が、何やら腕時計のようなものを持ってきて「パパァ、これ直してぇ」と語尾を伸ばしながら言ってきました。注意しようかと思いましたが、それよりも、手に持っているモノが何か判らなくて「時計が壊れたの?」と尋ねました。すると「時計じゃないよ、喋ると光るヤツだよ」と言われました。なるほど、手に取って見ると、ボディがスケルトンで、中にはLEDのライトとボタン電池を確認できます。電池が無い事は明らかですから、先ずは分解しなければなりません。眼鏡用に購入した精密ドライバを出して、分解しようとすると、次女が「私がやる!」と言っていました。これは少し嬉しかったですね。チャレンジしようとする心意気は、素晴らしい。精密ドライバを渡し、ネジの場所を教えてあげました。まだそれほど工具を使った事がない次女ですが、上手にドライバを使ってネジを外しました。カバーを開けると、ボタン電池のソケットと電気回路が一体になったモジュールが出てきました。ボタン電池には「CR2016」と記載がありました。2個必要のようです。たしか、ずっと前に買いだめしたものがあったはず、と気付き、がさごそと探していると、ちょうど2個みつかりました。良かった、と一安心。電池も次女が取り外し、新品と交換しました。ここまでは順調。さて、難関ポイントの復元です。外す前に写真を撮影しておけばよかった、と後悔しましたが、適当に組んでいったら、元に戻りました。部品数が5個くらいですから、何とかなりましたね。10個以上の部品となってきたら、分解の手順を写真に収めないと復元は難しいことでしょう。今回はシンプルで助かりました。最後の仕上げのネジ締めは、次女にお任せ。しっかりとドライバを使って占める事が出来ました。モノが小さいだけに、ネジなどの部品も小型になってきます。ネジをネジ穴に入れる事が、一番手間がかかりました。無事に電池交換が出来て、次女はとても誇らしげでした。良い経験になりましたね。