散歩

連休に潜むモンスター

休日の体調管理は、非常に難しく感じさせられます。というのも、仕事がある日は、日中の行動が限定されるだけでなく、自宅での過ごし方も変化の少ない行動の繰り返し、いわばルーチンとなります。そこにきて、連休は、予定が無ければ、自由に行動がとれるので、それが逆に管理を難しくさせています。例えば食事。仕事がある平日は毎日3食を基本としており、時間はだいたい、朝食は午前6時、昼食は正午、夕食は午後6時と、安定しています。連休となると、お出かけして食事の時間が大幅にずれたり、身内の集いでだらだらと食べてしまったりで、食生活が大いに乱れます。食生活の乱れに体調も敏感に反応し、お腹を壊したり、風邪を患ったりします。何よりも運動をしなくなるので、カロリィの消費が難しくなります。いつも通りの食事の量を摂取していたら、間違いなく過剰となります。薬に頼った暴飲暴食は、最も避けたい行為であるので、とにかく、意識して腹八分に抑えなければなりません。正月のおせち料理は、味が濃い、あるいはしょっぱい食べ物が多く、ついつい味覚が狂って、食べ過ぎてしまいます。お餅は、消化が悪いといいますが、噛まずに飲み込むように食べるので、それはそうでしょう、となります。しかも、食べている最中は、満腹感はありません。暫く経った後、強烈な満腹感に襲われます。それがとても辛い。それをなかなか学習せずにこれまで生きてきたものですから、今年はさすがに、奥様に「おせちは品目を減らしてください」とお願いしました。結果、お雑煮と伊達巻、かまぼこ、数の子くらいのシンプルな正月料理となり、非常に胃袋に優しい年明けのご馳走をいただくことができました。感謝ですね。昼食後は、とにかく、眠くなります。会社でも昼休みは仮眠を取るので、自宅でも横になって、ついウトウトします。気が付くと、2時間も寝てしまい「冬眠昼下がりを覚えず」という言葉が浮かんできて、時間的に損をした気分にさせてくれます。ただ、無理して起きていても、集中できないので、これはこれでOKとしておきましょう。昼寝をすることにより、夜の就寝時間が遅くなります。その時は、何だか得をしたような気分にはなれますが、起床時間は同じ6時ですから、就寝が遅い分、起床が辛くなります。そして、また昼過ぎに眠気に襲われ、といった悪循環が生じます。この負のスパイラルを何とか改善していこうというのが、この連休の目標と言ってよいかもしれません。散歩をするのも、寒くて億劫になります。いけませんね、自己管理ができていません。これでは子供に示しはつきません。きっと、「お父さんは生活荒れているなぁ」と思っていることでしょう。それ以前に、そのような興味関心の対象であるかどうかという疑問が生れますが、それは敢えて無視しましょう。まだ、それほど存在が薄いはずはありません。これを、希望的観測と言います。書いていて、虚しくなってきました・・・

美しい景色に潜む魔のカーブ