スマスリクーリメ
タイトルからも判る様に、ひねくれ者がこのブログを書いていますけれど、何か?たまに、自動車やバスの車体に表記されている広告文字が、右から左というものがありますね。あれは、読みにくいと思うのですが、何故、あのような表記がされているのか不思議に思ったことはありませんか?あちらの言い分としては、進行方向から書いているだけだというのです。つまり、すれ違った時に、先頭に来る文字から読む、という希望的観測の元に、表記されているのです。果たして、そのように読むでしょうか?「メリークリスマス」と「スマスリクーリメ」、視界に入った時に、後者は読まれない可能性が高いと思います。しかも、自動車のすれ違いは、ほんの一瞬です。なおさら「はぁ?」となります。それで注意を惹こうとしているのであれば、交通事故に繋がりかねません。おそらく、見せる側としては「わき見運転をするほうが悪い」と思っている事でしょう。確かにそうかもしれません。しかし、自分たちの表記が事故に間接的に繋がっているという認識があれば、辞めるのではないでしょうか。もちろん、そんな統計的なデータを調べた訳ではありませんから、一概には言えませんが。一つの意見としてここに記しておきましょう。今日は、大きな棚を作りました。といっても、市販の本棚を組み立てただけですが。二つで合計3時間はかかったでしょうか。はっきり言って、こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。大工の兄は「家を組み立てるのは、カラーボックスを作るのと同じ事だ」と言っていましたが、いやいや。やはり大工さんは凄いと思います。テキパキと木材を組んで釘を打っていく(今は釘ではない?)姿は、本当に頼もしいと思います。一つの本棚で、ネジを30個くらい使います。電動ドライバを用いて作業したにも関わらず、その30個を打って組み立てるのに、90分を消費しました。本当に不器用だな、と自分に感心してしまいます。悪い事ではありませんが。言い訳を一つだけしますと、その棚は、組み立て難いのです。そんな身も蓋もない事を言ってしまうのはいかがなものか、と思われるかもしれませんが、それに尽きます。だって、上下の部分を組み合わせる時に「必ず二人で行ってください」と説明書に書いてあるのです。それって、商品の詳細説明に予め書いておかないと、独り暮らしの人は、組み立て中に助けを呼ばなければなりませんよ。僕だって、家に誰もいなくて、1人で組み立てましたが、もう、大変でした。苦戦した、というレベルではありません。善戦したとは思います。完敗でした。一応完成しましたけれど・・・大工さんは、一日に、一体どれだけ釘を打つのでしょう?1,000本?10,000本?精確な数値は判りませんが、35坪の在来工法で、1棟約60,000本ものクギ、ネジ、ステーブルが使用されているそうです。もしかしたら、10,000本打つ日もあるのかもしれませんね。いくら電動工具があるからといって、1日で10,000本を打ちなさい、と言われたら、素人はお手上げです。だって1時間が3,600秒ですから、3時間で10,000秒を超えますよ。9時間ぶっ続けで、3秒に1回、釘を打つ作業を想像してみてください。あ、それは大工さんでも難しそうですね・・・でも、5,000本は超えるのではないでしょうか?勝手な憶測ですが、とにかく、大工さんはすごいな、と感じた1日でした。
