散歩

風を受けて涙する

楽しい時間は過ぎるのが早い。沖縄滞在はあっという間に終わってしまいました。地元に戻ってきて、何よりも寒さに驚きました。凍えてしまいそうです。朝方になると、氷点下付近の気温です。夏は沖縄と同じくらいか、それよりも暑いくらいです。日本の最高気温を記録する多治見市がすぐ近くにあります。40℃越えも夢ではありません(誰も望んではいないと思いますが)。それならば、冬に寒くない沖縄のほうが住みやすいと個人的には思います。あくまで気温だけで考えると、ですが。台風に関しては、沖縄では逃れられないでしょう。この辺りなら、逸れる可能性があります。どちらが良いか、というよりも様々な条件から、今の場所を動くことは難しいので、結局はこちらに住むことを望んでいるのかもしれません。本当に行きたいなら、すぐにでも仕事を辞めて引っ越しているはずですから。それくらいの願望だということですね。沖縄から送った荷物は全て無事に届いたことを確認できました。それが一番メインというか、今回の目的が集約されているのです。たった二日で届くなんて、日本の流通は素晴らしいですね。生ものも安心して送れそうです。ただし、手続き時に、生ものかどうか確認をされましたから、あまり好ましくはないのかもしれません。それとも取り扱い上の問題というか、輸送の方法が異なるのかもしれません。よく判りませんが、とにかく1週間も待つという時代ではないのですね。このスピード感に慣れてしまうと、イライラしやすくなりそうです。少しでも待たされると、すぐにイライラしてしまう傾向があるので、気を付けなければいけないな、と最近の自己分析。先日購入した自転車ですが、変速機の調子が悪かったので、部品を購入して交換してみたところ、嘘のようにスムーズにギアの切り替えが可能になりました。あるべき姿に戻っただけなのですが、とても嬉しく感じました。自分で作業して復活させた(誇張)ということが何より大きな喜びに繋がりました。初めての挑戦というのは、ドキドキしますが、悪戦苦闘して、何とか目標を達成できると、とても充実感を得る事ができます。中古の自転車で傷もありますが、とても輝いて見えました。こうなると、乗りたくなるのが人情というものです。天候も悪くないので、5kmほどのライドを楽しんできました。実際に走行中に変速機がサクサク動くと、とても気持ちが良いモノです。自転車の速度は遅くても問題ありません。寒いし、転倒したら周りに迷惑をかけてしまいます。ゆっくりと、ママチャリの人と同じくらいのスピードで、のんびりと走るのがとても楽しい。ただし、ヘルメットは自転車のレーサーが使用しているような、流線型のタイプなので、周囲から観察すると、見た目の割に遅いな、と思われることでしょう。それでも構いません。自身がどう感じるかが一番重要です。ブレーキも調整しましたし、チェーンも注油したので、コンディションは随分と改善されたはずです。後は、タイヤが随分とヘタっているので、その内パンクしそうです。早めに交換する必要があります。そうすれば、消耗品はしばらく買わなくても良さそうです。さて、この自転車は暫くお休みとなります。天候に恵まれた週末だけ、陽の目を見る事になります(そのままですね)。暖かくなるともっと乗りやすいのですが、必死にペダルを漕いでいると、寒さを忘れる事ができます。ただ、目だけはどうにもなりません。寒さで涙が出てきます。完全密閉型のゴーグルでなければ、寒さには耐えられないようです。スノーボードで使っていたゴーグルでは、確か同様に寒さで涙が止まらなかったと記憶しています。少しだけ空気を取り込む隙間があり、そこから冷たい空気が流れ込んでくるのです。次回のライドまでに、何か対策を考えておきましょう。

寒冷地で咲く花