雑談

流体観測により萌え燃え

先週の大雨が過ぎてから、真夏日というか、猛暑日、いやいや、酷暑日が続いていました。もう、何と言ったら良いのかも分かりません。暑すぎて、口から出る言葉も「あつい」ばかりです。犬が「ワンワン」と吠えるように、「あついあつい」と言っています。犬から見たら「人間は何時も同じ事を言っているなあ」と思っているのかもしれません。それもワンダフルですね。失礼しました。大雨の傷跡は、各地域に残っています。連日のニュースで、遺体が見つかった、と報道されると胸が痛みます。地元でも、上流の土砂崩れの影響で断水になりました。その時、川がものすごく濁っていたのですが、今まで見たことがないような色でした。もう、泥水と言っても過言ではないほどです。こんなに茶色くなるものなのか、と認識を改めたほどでした。雨が止んでから1週間以上が経過しました。川の水は、相変わらず濁っています。近所の川は、ダムのすぐ上流になるので、水があまり流れないと、いつまでも濁りっぱなしになります。以前の状態が、とても綺麗だったという事ですね。正直、その川で泳ぎたいと思ったことはありませんが、それでも現在の状況と比較すれば、雲泥の差です。雨が止んだ途端、猛暑日が続いているので、次は水不足が懸念されますね。このままいけば、お盆までに水不足により断水が決行されるかもしれません。今後、毎年このような気候が続く予想がなされています。日本は豊かな国ではありますが、暮らしやすさでいえば、疑問符がつきそうですね。気温だけで言えば、岐阜県という片田舎より、都会の方が涼しいという何とも不思議な現象が起きています。ただ、土の上と路上では、同じ気温でも体感は異なるはずです。なるべく木陰の土の上で、風が吹き抜ける場所が好まれるようになるのではないでしょうか。イメージでいうと、別荘地ですね。今後はそういう場所に人が集まり、新たなコミュニティが生まれ、自治会などとは疎遠なライフスタイルが確立していくことでしょう。そういう考え方を受け入れられなければ、優秀な人材は海外へ出ていく事になります。いつまでも古いしがらみに拘っていると、破滅を招きかねない、という警鐘を、ここで小さく鳴らしておきましょう。心配なのは、子供達ですね。連日のように、学生が熱中症で搬送された、というニュースを見かけます。これは、はっきり言って学校側のリスクマネジメントの問題です。恒例の行事だから、という理由で、子供達を真夏に屋外で活動させるのは、あまりにも貧しい考え方だと思います。命あっての教育ですよね。精神を鍛える、という意味合いがあるのかもしれませんが、時期を考えたらいかがか、と思います。もし、自分の子供達が、そのような行事に参加する可能性があるならば、僕は親として参加を拒否させることでしょう。幸い、現在の小学校は教室にエアコンが設置されているそうで、暑さに対しては注意を払っているようです。また、この時期の野外活動も控えているそうです。プールも暑すぎるため、中止になるのです。これは良い取り組みだと評価できます。子供にとってはつまらないかもしれませんが、やはり、護るという事は、そういった配慮によって築かれるものだろうと思うのです。その中で、思い切り遊んで、学んで、育って欲しい。これが、片田舎に住む、一人のおじさんの切な願いです。

乾期しか立ち入りできない場所