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世間では様々な出来事が起きていて、その内、メディアによってニュースとして流される事象は一体どれほどなのか、とふと思う事があります。自分の周囲を見ても、ニュースで流されても良い事件は、幾つか発生しているような気がしますが、全国ネットでは見たことがありません。ただ、僕が見逃しているだけかもしれませんけれど。特に流してほしい、と言う希望があるわけではないのですが、そういった採用された記事や放送の片寄り(偏り?)が、偏向報道と言われてしまう事がある理由になっているのかな、と思うのです。とはいえ、全ての各地のニュースを、例えインターネット上で流しても、それを処理できる人がどれだけいるのか、という話ですし、記者の人数もそれほど余裕はないことでしょう。もちろん、多くの取材を行っていて、「素材」の収集に関しては豊富に持ち合わせていることでしょう。しかし、その中から、「価値のある記事」を書こうと思うと、難しいのではないかと想像します。毎日、特異な事件が起こるわけではありませんし、事実、似たような事件、事故についてのニュースを見かけます。それらは、世間の反応が良いために、似たような事件を積極的に記事にしているのだと予想できます。その辺りも商売ですからね。目立つのは子供が関する悲痛な事件、近隣諸国の歴史問題に関するもの、有名人のスキャンダル、犬猫の紹介、汚職事件などなどでしょうか。一つ大きなニュースが流れると、それに係る事件なども取り上げられます。ファッションに流行があるように、ニュースでも同様の現象が起きるみたいです。それが善い悪いではなくて、メディアが、とういよりも世間の反応がそうさせている、という解釈ができるという意味です。そんな中で、今は男子サッカーワールドカップがロシアで開催されており、毎日その話題で盛り上がっている人が大勢います。僕も密かにその一人ですが、誰かと情報交換をするということはありませんが、一人で試合をテレビで観ます。一つ一つのチーム、あるいは一人一人の選手を応援するつもりで、結果がどうであれ、試合が終われば、「ああ面白かった。良いゲームをありがとう」という感謝の気持ちが生まれます。日本のチームが勝つ事は、それはそれで喜ばしいことですが、無事に大会が終わる事が一番の、平和的な願いです。今のところ、大きな事件は勃発していないようですから、一安心していますが、決勝トーナメントではさらに白熱し、サポータの熱も上げってきて、何が起きるか予想できません。皆さんの無事を祈るばかりです。前もこのような内容でしたね。サッカーに限らず、他のスポーツでもそうでしょうけれど、スポーツの試合は結果が全てです。サッカーであれば、1点でも多くゴールを奪えば、勝ちです。今回のワールドカップでは、強豪国と言われる国が、苦戦しているようですが、先日のブラジル対コスタリカでは、ブラジルの勝利が当たり前、という前評判でしたが、非常に苦戦していました。結果こそ2-0での勝利ですが、内容は非常にブラジル不利と見られました。試合終了間際に、連続ゴールを奪ったあたりは流石でしたが、内容については、批判的な意見もあったことでしょう。しかし、やはり勝ってなんぼの世界です。VARという最新テクノロジーによるビデオ判定システムが用いられて、その影響を多くの場面で受けているのが、今回のワールドカップの印象ですが、平等な判定があり、その上で勝者となるのが、本当の強者です。このシステムにより、今まで勝つことが出来なかった国が、もしかしたら勝ち残ってくるのかもしれません。ゴール判定も、リプレイ機能により判断されます。以前のように、あやふやなゴールが認められないという事は、当たり前の事であると思いますが、サッカーはようやく、その「基礎」となるジャッジが可能になったということですね。審判の在り方も変わってくることでしょう。もはや、ピッチ上を駆け回る審判は不要になるのではないか、と思います。次回のワールドカップまでにそれほどの変化をサッカー界が起こすとは考えにくいですが、純粋に強いチームが、勝てる仕組みは素晴らしいことです。さて、今夜も日本戦がありますから、楽しみですね。

テクノロジィ集結?
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