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    壊すことで学ぶこともある

    半年ほど前に、会社の先輩から、iphone5sをプレゼントしていただきました。プレゼントといっても、新しいiphoneを契約したため、古い端末は不要になるので、それを目ざとく狙っていたのが僕です。随分前から、先輩は「新しいiphoneが欲しいなあ」と言っていたので、「新しいのを買ったら、僕が古いほうを買います」と何度も伝えてきました。その結果、約束通りにプレゼントしてくれたのです。なんと素晴らしい先輩なのでしょう。そしてなんと素晴らしいアプローチをしたのでしょう。我ながらナイスプレーと褒め称えましょう。それで、そのiphone5sですが、どうも使用中に電源が落ちて、シャットダウンを繰り返すようになりました。バッテリィがヘタってきているのでしょう。4年くらい使っていたと聞いていますから、仕方ない部分ではあります。このままではせっかくの、初めてのアップル生活が台無しになってしまいます。これはいけない、とAmazonでバッテリィ交換キットを検索したら、すぐに見つかりましたので、早速発注しました。そのバッテリィ交換を、ようやく実行する決意をしたのが、昨日となりました。もともとメーカー保証は切れているので、壊れても仕方がない事は承知の上ですが、やはりやるからには無事に、何とか使えるようにしてあげたい、という親心みたいなものが芽生えてきました。交換の手順が記載されたマニュアルと、YouTubeの動画でも交換手順が確認できるものを発見したので、両方を見ながら臨みました。そして、悲劇は最初に起こりました。フロントカバーを開ける時に、中にケーブルがあるから、勢いよく開けるとそれを切る恐れがあります、とマニュアルにも動画にもしつこく警告されていたのですが、勢い余って、ケーブル、切ってしまいました。やれやれ。その後の作業はもう開き直っていたので、サクサク進みました。バッテリィを新しいものに替えて、フロントカバーをはめ込み、電源を入れると、無事に起動しました。しかし、あの、iphoneの象徴とも言えるホームボタンが、使えなくなりました。そう、そのケーブルが切れてしまったのです。どうにもこうにもブルドック、と言ったら、年代が分かってしまいそうですが、そんな心境でした(可能であれば、過去に戻りたい、の意)。まあ、しかし、こういった失敗から学ぶことは、自分の作業がどれだけ慎重さが欠けているか、改めて認識することですね。もう少し物事に対して、危険予知を働かせる必要があることを痛感しました。Iphoneのホームボタンが使えないので、電源ボタンを押してから、ロック画面が表示されますが、そこから先に進めません。不便としか言いようがないのです。しかし、このまま諦めるつもりはありません。この失敗から、さらに一歩進んで、成長するために、ホームボタンそのものを交換してやろう、という発想に至り、これまたAmazonでパーツを検索し、購入しました。それが週末に届きます。それを交換すれば、指紋認証は使えませんが、ホームボタンは復活するので、使い勝手はそれほど悪くはなりません。さて、次はどうなることでしょうか。無事に交換できるように、精進してまいる所存です。

    平和祈念