• 雑談

    川の流れを活かして

    突然ですが、最近は発電所が気になっています。水力発電所は近場にあるので、見学にいこうと企んでいますが、どうやら公式見学に申し込まなければ、内部までは入れない模様です。まだ連絡はしていませんが、インターネット上ではそのような情報しか見つかりませんでした。電話して聞いてみるのが一番早いかもしれませんね。見学して、何が知りたいのか、という具体的な目的はありませんけれど、水車がどの程度大きいのか、どれくらいで回転しているのか、など理屈ではなくて、実物を見てみたい、ただそれだけの話です。あと、火力発電所も見学したいですね。水力発電は、実際に試したことはありませんけれど、自宅でも簡単に模型を作成できます。たとえば、オモチャなどに付属している小さいモータがあれば、それが発電機となります。本来は、電源を繋いで、コイルに電流を流す事で回転を得ることができますが、その逆を行うわけです。つまり、モータの回転子に水車のようなプロペラ(或いはランナ)を取り付け、そこに水流を与える事で、回転させ、フレミング右手の法則に従って、コイルに電流が流れて、発電されます。モータの端子に電球やLEDライトを接続すれば光る事が確認できるはず。LEDライトであれば、極性を先にテスタで確認する必要がありますが。こういう原理的な部分に加えて、水力発電では夜間などに発生する余剰電源を使い、流れた水をダムの上に組み上げる揚水式発電も存在します。その仕組みもポンプでくみ上げるだけですから、理屈としては簡単ですが、単純にその設備を見たい、という欲求が生まれました。国内最大級のダム式水力発電所は、水の落差が600メートル以上です。1秒間あたり1㎥の水が流れるとすれば、理論的には5880キロワットのエネルギィになります。実際にはこれに効率を掛けるので、減少します。水の流れは一定ではありませんから、電力の需要と供給バランスを踏まえて、水車に充てる水量のコントロールが必要です。なんだかマニアックな話になってきましたね。火力発電、原子力発電もそのうち、見学したいものです。先ずは水力発電所へ(希望)。