• 雑談

    新・螺旋・流

    久しぶりに一日を家の中で過ごしました。行動範囲が60㎡以内(アパートの広さ)です。ですから、パジャマのままです。来客が無い事を前提としていましたが、時折意表をついて奥様の友達が来るので、心の準備は必要です。自分の友人であれば、どんな格好でも構いませんが、さすがに奥様の知人に対してパジャマ姿は失礼というか、後でお叱りを受けてしまいますので。そういうのは世間体と表されるのでしょうか。平穏に生活するためには、カメレオンのように保護色を利用することも需要だと、この歳にして気付かされます。昨日書いた水力発電の続きになりますが、日本は水資源は豊富であることは疑いの余地がありません。しかし、それをどうやって活用していくのか。そのテーマは単純ではないようです。何故なら、自然との共生があるからです。大きなダムを造れば良い、というものでもありませんし、あらゆる場所に発電所を設けて生態系を破壊してしまう可能性も大いにあります。そこで注目されているのが小水力発電。毎年、学生さんによるコンテストがあるみたいですが、それは地域の活性化に繋がるアイデアを創造する場であります。しかし、「新しい手法」を用いるわけではなく、既存のシステムからベターなモノを選ぶ、という感じでした。そんな中、ある企業(公営?)は、らせん状のスクリューを利用した水力発電を開発していました。3枚の羽根が使われています。3相の電気と同じですね。120度の位相差でサインカーブを描いている訳です。スクリューですから、水をせき止める必要がありません。また、生物やゴミなどはスクリューの羽根の隙間を流れて行くことが可能ですから、生態系や設備に負荷をかけません。これは素晴らしい開発だと思います。こういった企業努力が蓄積されて、明るい未来に繋がるのでしょう。別に今が暗い、と言っている訳ではありませんけれど。まだまだ、画期的な手法は産み出されるはず。僕も何か新ししいアイデアについて、ぼんやりと、イメージしてみたいと思います。