• 雑談

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    地元で久しぶりに雪が降りました(毎年降りますけれど)。子共たちはとても嬉しかったようで、薄着で手袋と長靴を着用して、外に飛び出していきました。次女は「雪合戦をしたい!」と叫んでいましたが、残念ながら降り始めたばかりでした。フワフワと降る感じの雪で、積もる事はありませんが、薄っすらと雪化粧をした街中をドライブ出来て、楽しかったです。奥様は仕事があり、スタッドレスタイヤを取り付けてある車に乗っていき、残った僕と子供たちは、片道5.5kmの実家までノーマルタイヤで行きました。主要道路ばかりの経路を選択していったので、路面は全く問題ありません。視界は降雪であまり良好ではありませんが、風情を楽しむことができました。年齢を重ねても、四季を楽しむ心というのは、やっぱり良いものだな、と思います。豊かな思考を育む環境が、必ずしも四季の変化と関係あるとは言えないでしょうけれど、それなりに得るものはあるはず。世界的に旅行が比較的好まれるのは、地元では味わえない風景や風情を鑑賞し、堪能するという趣が共通しているからかもしれません。そこで目に映ったものを、具体的な表現にする必要は無いと考えています。何となく、心に留まる様な映像、或いは画像となり、それが将来的に新たな発想となったり、出会いとなったり、舞台となったりするほうが、素敵ではありませんか?スマホやデジカメで簡単に画像データを残せる時代ではありますが、心のシャッターを何時でも押せるように、普段から感性を研ぎ澄ませておくことが、人生を楽しむ一つの方法であるのかもしれません。眼を瞑って聞こえてくる音や、触れているモノ、香りなどから得られる情報で、どんなイメージが浮かびますか?僕は、とてもモヤッとした世界が広がります。音が増えたり、触れているモノが変わったり、香りに変化があると、そのモヤッとしている部分が、変化していきます。具体的な描写になる事はありません。コーヒーにミルクを垂らして、かき混ぜると渦が出来るような感じですね。普段はミルクも砂糖も入れませんから、いくらかき混ぜても変化はないように思われますが、成分の沈殿はあるでしょうから、味の変化は起きている筈です。そういう本質的な部分を見つめられるように生きていきたいと思うものであります。さて、いよいよ2018年も終わりですね。来年も変わらず、学びの時間を得られるように努力するのみです。

    2年前の降雪