• 雑談

    思考と嗜好の変化

    本日は実家に行き、少しだけ用事を済ませてきました。具体的には本棚の移動と、父の送迎、ついでに買い物です。本棚の移動は15分ほどで終わりました。母と二人で運びましたが、重量というよりも、大きさの問題があり、運びたい場所まで到達できず、仕方なく近場の部屋に収めました。しばらくはそれで問題ないとのことですから、良しとしましょう。それから父が床屋に行くというので、一緒に行きました。僕はバリカンを持っていて、自分で散髪するので、最近の床屋事情を知らなかったのですが、そういう意味で新鮮な感覚を味わった一日でもあります。床屋の開店時間は午前10時で、到着したのが午前9時40分。既に2人が並んで待っていました。総合スーパの1階に店舗がありますが、スーパの外から入れるので、床屋だけの用事であれば、この仕組みはありがたいと感じます。いちいち、スーパの中に入ってから、あれこれ歩いて余計な旬の売り物を見る必要がありません。過剰なまでの商売根性は、やや品位に欠けるような気がします。最も目につく場所でアピールしたい心情は理解できますが、それが売り上げに直結するとは限らない、むしろ逆効果ではないのか、と僕は思います。まあ、数字上の効果が認められるから、行われているのだと思いますが、釈然としませんね。とは言いつつも、それに関して全く意見を言うつもりはなくて、お好きなように宣伝されたらよろしいのではないでしょうか。イベント好きの人は一定数存在しますから、そういうターゲットがはっきりしている商戦は、なるほどと思います。開店時間になり、床屋に入ると、そこには券売機が設置されていました。これが新鮮だと感じた要素です。床屋に券売機という発想が面白い。これは価格が決まっており、予めレジ作業を済ませておく訳です。しかも無人ですから、コストダウンに繋がりますね。しかも、券売機で購入した以上、よほどの事情がない限り、キャンセルは発生しないでしょうから、合理的だと言えます。食堂感覚で散髪できるのですね。かねてより、床屋や美容室のシステムは無駄が多いと感じていましたから、この画期的なシステムならば、お願いするのもありかな、と考えを改めるきっかけになりそうです(まだバリカンが動きますからセルフで充分)。カットの時間は10分と決まっているようで、それ以上はもう知らん、というスタンスだと認識しましたが、それも潔くて好感が持てます。父が散髪している間に、スーパに入って買い物をしました。おはぎと歯磨き粉の購入を頼まれたのですが、どちらも何とか目的のものを見つけて一安心。買い物が終わって程なく父から散髪が終わったと連絡があり、迎えにいき、実家に戻りました。そして、購入したおはぎを食べてお喋りを30分ほど。おはぎを食べて思った事は、美味しいな、です。子供の頃は餡子が苦手でした。饅頭というか、和菓子が全般的に苦手だったのです。ああ、煎餅やあられなど、しょっぱいものは好きです。ポテトチップスは視界に入れば、目の色を変えて飛びついていたのではないかと回想しています。それほど好きです。もちろん今でも。和菓子が美味しいと感じ始めたのは、30代後半になってからでしょうか。あの甘さに慣れた、というよりも、コーヒーのお供として、よく合うのだと思います。単体ではあまり食べないのですが、コーヒーあるいはお茶があれば、和菓子は嬉しい組み合わせですね。健康診断で悪玉コレステロールが高かったので、健康に対する意識、とりわけ食に関して注意しなければなりません。行きつく先は、昔ながらの日本食だと考えています。