• 雑談

    見えない働き

    世の中には、様々な仕事がありますね。一見、何をしているのか解らないような作業もあります。例えば、道路で自動車が走っていますが、その中に、電波を計測したり、地図情報を記録したり、「○○をよろしくお願いいたします!」と叫んで回っていたりする車があります。3個目はさておき、前2個はすれ違ってもそれほど違和感を感じないような外装になっていますから、一般人はそれほど知らないことでしょう。携帯電話の電波調査は、至る場所で行われています。車に限った話ではなく、船や飛行機、電車や徒歩でも同様です。地図情報については、道路が刻々と変化していますから、それに合わせて、最新の情報をインターネット上で提供できるようにするための、自動車走行での作業ですね。どちらも今の情報社会では欠かせない業務になっていることでしょう。とはいえ、メインは自動車運転ですから、過酷な作業と言えるかもしれません。移動も含めて8時間の運転を毎日続けるという事は、事故に遭うリスクが相対的に高くなります。事故は出来れば避けたいものですが、自分だけの技術だけではなく、周囲の運転状況により巻き込まれる可能性がありますから、運にも左右されます。最近は煽り運転に対して厳しい罰則が与えられるようになってきましたね。動画やドライブレコーダを利用して、自身の身の安全を確保するように心がけましょう。とはいえ、同乗者がいないからといって、スマフォで後部の煽り運転をしてくる自動車を撮影しながらの運転は、余計危険ですね。ドライブレコーダの設置が望ましいといえます。最近では1万円くらいで販売しています。それだけ、記憶容量に対するコストが安くなっきたという事でしょう。もともと、ビデオの装置自体は解像度に拘らなければさほど高価ではないはずです。ただ、映像を記憶しておく部分にどうしてもコストをかけなければなりませんでした。それが、改善されてきた結果ですね。ありがたい事だと思います。さて、電磁気のお話で、ローレンツ力という力が登場しますが、そのお話によると、このローレンツ力は仕事をしない、というのです。詳しい事は理解していませんが、仕事をしていない力に対して「ローレンツ力が働く」という表現が面白いな、と感じました。力学的に見れば、仕事をしていなくても、理論的には「力」を与えているため、実際には仕事をしているのでしょうけれど、それを「仕事をしていない」とする力学は、ブラック企業のような考え方ですね(冗談です)。主観で捉えるのではなくて、周囲との関係に注目すると、仕事というものは見えてくるものだと思いますが、いかがでしょうか。