• 雑談

    アメリカンジョークは好きですか?

    海外ドラマで、「Friends」というのがあって、とても有名です。シーズン1から始まって、シーズン10まで続きました。1シーズンが1年ですから、10年続いたのですね。ストーリィの数は、1シーズン24話で、240話ですか(実際には238回でグランドフィナーレ)。途中、回想シーンが長く続く場面がありました。それだけで1話終わっていましたので、その時、ファンはがっかりしたことでしょう。「そのストーリィは、もう知っているから!」と叫んだかもしれません。僕は、2007年くらいから、ドラマの存在を思い出し、DVDをレンタルして、全て観ました。かなり時間がかかりましたが、とても面白くて、大笑いしました。やることが極端で、ばかばかしいのですが、そこがツボというか、ウケますね(同じか)。主人公は6人いて、男3人女3人のグループで、その内二人は兄妹です。その6人は、昼夜問わず、行きつけのカフェでたむろしており、いつ仕事をしているのか、不思議に思うこともありました。まあ、ドラマの話しですからね。本気で心配してはいけません。アメリカ、しかもニューヨークのライフスタイルは、こんな感じなのかな?と、夢見たこともありますが、そんなに甘くはないでしょう。彼らは、結構スペシャリストの集団なのです。大学教授、IT企業の社員、役者、シェフ、怪しいマッサージ師、あと一人は、お嬢様で、最終的には、ファッション関係のバイヤーになっていたと思います。それぞれの仕事風景もストーリィの中に出てきますが、どれも、アメリカの職場の雰囲気を再現したのであれば、とても素晴らしいと感じます。自分の知らない世界の話や、知らない国の文化が描かれていたりするので、それも楽しみの一つと言えます。また、仕事のやりとりで、日本ではありえない風景もあり、そういうギャップが面白いとも言えます。6人の会話は絶妙です。役者が台本通りに喋っているのですが、間の取り方、言葉、仕草などの要素が、コミカルで好きでした。まあ、コメディですから、当然と言えば当然ですが。コメディでも、他の海外ドラマは、そこまで面白くはないと思います。もちろん、人それぞれ意見は違いますから、その点はご容赦を。他と比べて、単純に面白いから、シーズン10まで続いたと言えると思いますが、いかがでしょうか?忠臣蔵が年末恒例なのは、ある程度視聴率が見込めるからです。もう、放映されていませんか?僕は日本のテレビは基本的に見ませんが、海外ドラマは、好きですね。ただの西洋かぶれ、アメリカかぶれと思われても仕方ありませんけど、肌に合うのです。前世は、間違いなく外国人だったことでしょう。そういえば、母に、「あなたは橋の下から拾ってきたのよ。」と言われたので、もしかしたら、そもそも外来かもしれません。ドキドキ・・・ところで、アメリカンジョークって、どういう定義なのか、イマイチわかりません。なんとなく、語り手と聞き手がいて、語り手が「○○は△△なんだ。」というと聞き手が「なんで?」と返し、語り手が「それは□□だからさ。」みたいな形を思い浮かべます。日本のお笑いで言うところの、ツッコミは無いので、想像を働かせる必要がありますが、そこが理解できると、非常に愉快な気分にさせてくれます。そういう意味で、日本の漫才は、ツッコミがあって分かり易い分、想像する楽しみが減っているような気がします。次から次へとテンポよく笑いを取る様なスタイルが好まれているようですが、もう少しじっくりと時間をかけた笑いを産み出せると、僕はバラエティを観るかもしれません。まあ、僕一人が見たところで、視聴率に変化が現れるわけではありませんからね。そういう笑いにおいても、世間とのギャップを感じていますが、大した問題ではありません。他にも楽しい事は、いくらでも見つけることができますし、世の中には、それを与えてくれるだけの環境が整っていますから。

    いたずらな彫像