• 散歩

    カーテンはウリ科

    台風一過の朗報は束の間、灼熱の真夏日が戻りました。こんなに暑かったのね、と再認識することになります。毎年(下手したら毎日)同じ事を書いていますが、暑さはどうにも我慢ができません。クーラがないと、身体がしんどいです。クーラ病(冷房病)というのもあるそうですが、熱中症に罹るよりはマシではないかと考えています。クーラ病は、室内を冷やしすぎる事によって、罹る可能性が高くなりますから、適切な気温に保てば、よろしいのではないか、と思うのです。とはいえ、建物の輻射熱で体感温度が30℃を超えている(と感じる)ような場合、設定温度をついつい24℃くらいにして、早く冷却をしようと試みてしまいますね。それも一つの防衛本能なのかもしれません。決して悪い事ではないでしょう。しかし、その状態を長く続けない、ということが重要になってくるのではないでしょうか。或いは、根本的な部分の改善に着手するという手もあります。輻射熱は、直射日光や反射光によって壁面や窓に蓄積された熱が、室内に放射されて、その熱が空間にいる人間を襲う訳です。であれば、建物を日陰にしてあげれば、輻射熱による影響は小さくなります。それの一つに緑のカーテンと言われるものがありますね。キュウリやゴーヤの苗を育てて、ネットにツルを這わせ、それを窓の外に置けば、遮光カーテンの役目になります。建物全体は難しいでしょうけれど、窓だけならなんとかなりますし、効果も大きいと言えます。実際に、天然の植物で緑に覆われた建物も存在しますが、見方によっては、手入れの行き届いていない状態になります。ある程度は、人工的な要素が必要とされているのですね。よく判りませんけれど。山の中は、緑の屋根があるため、気温は涼しい。しかし、湿気があると蚊が大量にいるので、それだけがネックですね。多くの商品が世の中に提供されていますが、未だに絶大な効力を発揮する、虫よけのアイテムを見たことがありません。蚊が寄ってこないようにすることは難しいのでしょう。であれば、刺されないように物理的に防御するのが一番無難ということになりそう。痒さを我慢すれば、問題はありませんがやはり刺されたら痒いものです。期待するしかありませんね。