デバイス

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    繋がるということ

    当たり前の様に様々なデバイスで、同じ情報を共有できるように、世の中が変化しています。以前は(詳しくは知りませんが)専売特許みたいな概念が存在していて、他社の規格は、一切使用が出来ないようになっていた時代があったようです。世界をつなぐインターネットでも、規格違いのために、なかなか接続が成されなかった地域も存在したことでしょう。ケーブルが海と国境を超えて、物理的に繋がっているという状況は、とても平和的な気分になれる気がします(僕だけかも)。インフラ整備だけでなく、ソフトウェア上でも様々な顧客争いがあり、そのために自社独自の仕様を定め、囲い込みを行いましたが、その結果、ユーザの自由度が奪われて、不満が爆発しました(世界的に見れば、一部と言えますが)。そういった時代背景を受けて、互換性というものが、とにかく叫ばれるようになり、消費者にとってはありがたい時代になりつつあります。商売上、仕方のない部分もあったはずですから、一概に企業が悪だとは思いませんけれど、時代に合った戦略というものがきっと存在するのですね。互換性で最も分かり易いものはテキスト形式のファイルですね。プレーンテキストであれば、どんなコンピュータ上でも閲覧が可能です。そもそも、現代のプログラミングはテキスト形式ですから、そうでなければ困る事になりますが。プログラミングによって産まれる機能に、価値が与えられます。機能が普及してくると、価値が下がり、付随するサービスに、新たな価値を見出します。携帯電話は、導入初期、端末は定価販売でした。それから普及させるために、タダ同然で配られ、通信料金で回収される、という仕組みが生まれました。普及してからは、また定価販売に戻りましたね。それでも、端末の機能が恐ろしく高機能化されたこともあって、高価な電話となりました。そしてスマートフォンの台頭。気付けば、かなりの金額を毎月払っています。止めたくても、簡単にはできません。すっかり依存している状態ですからね。今の状態が当たり前だと思っている自分がいるので、少し注意を与えようという心持ちで、記しておきました。もう10年もしたら、繋がる事が恐ろしいと考えるかもしれません。もちろん、個人的にです。ですから、今のうちに、インターネットは超活用しまくりなのです。