雑談

YesとNoの中間地点を巡るツアー

天候は今日も晴れ。30℃を記録しましたね。とても暑い。まだ猛暑とはいえませんが、もう一月半も過ぎれば、地獄のような猛暑が訪れます。その前に、記録的な大雨が何度降る事やら。やれやれ。温暖湿潤気候から、熱帯雨林気候へ変遷しているのですね。異常気象と言われますが、実情は二酸化炭素の排出により、地球温暖化が進み、その影響が明らかになってきているようです。つまり、異常ではなくて、(一部の)人類が引き起こした現実ですよね。なぜ一部かといえば、中には自然と調和して生活している人々もいらっしゃるのです。そこには文明は無いのかもしれませんが、踊ったり、歌ったり、絵を描いたりする、文化的な生活をしている部族もいます。そういった方々に影響を及ぼしている、という認識を持つことが、大事ではないかと思うのです。さて、周りの人間観察が好きということはありませんが、人の振り見て我が振り直せ、という教訓が頭から離れないので、ついつい見てしまいます。時には、聞き耳を立てて、会話を離れたところで聞いたりしています。最近気になったことは、楽観的な人が多いな、ということですね。「あれが上手くいけば、間に合う」「この日に(予定通り)入荷すれば、間に合う」「これだけ作っておけば、大丈夫」といった感じで、万事順風が大前提に話を進めるのです。これは、正直、怖いですね。危険予知という言葉がありますが、それが成されていない、というか、万が一の対策を考えていないのです。まあ、僕は自分の逃げ道は作りますけれど、気付いた時に「それは危険かもしれませんよ」と進言しても、受け付けて頂けない事が多いので、我が身を護るしかありません。そんな状態をもう、何年も続けているのです。意外とタフですね。僕の予想では、あと10年もすれば崩壊しそうだ、と読んでいるのですが、どうなることやら。善く言えば、(楽観視する人たちは)ポジティブシンキングなのでしょうね。そういう発言をすることで、希望が湧いてくるというか、その場は明るくなるような気がします。ネガティブな意見ばかりだと、あまりやる気が起こらないのかもしれません。僕は、どちらかと言えば、ネガティブな意見が多いほうが健全だと思いますけど。だって、それだけ問題意識を持っている証拠ですから。ネガティブに見積もって、早め早めの対処を考える。何事も無ければそれはそれで良いのです。ただ、何かが起こってから、場当たり的な対応をされると、貴重な時間ばかりが失われていきます。方向性は予め定めておく。これは、プロジェクトでは基本中の基本、と書籍に書いてありました。プロジェクト以外でも、もちろん重要なことです。人生において、というと話が大きくなりすぎですから、例えば自動車の運転で、「南の方に行く」と分かっていれば、道に迷った時、天を仰ぐか、木の切り株を見つけるか、或いはコンパスで確認するなどの対策を講じることができます。今ですと、カーナビやスマフォで簡単に案内してくれますけれど・・・「指針」を定めておくことで、迷った時、困難に陥った時、方向を見失わないで、(しかも早く)修正が出来る可能性が高くなります。そういった話し合いが行われていないのが残念ですが、恐らく考えるのが面倒な人が多いのでしょうね、会議を好きな人が少ないように。ということで、観察で得た教訓は、「悲観的に判断し、面倒でも最悪なケースを想定すること。」ですね。他にもあります。例えば、「声、態度の大きい人間は、有能でも品がない」「悪口ばかり言う人は、信用しない方が良い」「質問されたら、できるだけ簡潔に答える(Yes/Noだけで済む質問は山ほどある)」などです。最後に挙げた「質問されたら、できるだけ簡潔に答える」ということは、なかなか難しいですね。言葉がまとまっていないのに喋り始めると、内容がちぐはぐになってしまいます。観察していると、Yes/Noで答える質問に対して、長々と説明を始めて、結局どちらか判らない、という状況に割と多く遭遇します。質問した側も、チンプンカンプンな答えに思わず何を質問したのか忘れてしまいそうになるのです。このような事がないように普段から意識していく必要があるな、と再認識した次第です。

バスツアーの中間地点

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