太陽が見せた雲隠れの術
お盆休みが終わり、仕事が通常通り始まりました。朝、会社に到着して何を思うのか、自分なりに想像して出社してみましたが、今更特に感慨深いものがあるわけではなく、「嗚呼、日常だな。」という事に気付いただけでした。連休明けですから、設備はほとんど停止しており、まるで自然に囲まれた静寂の森の中を歩いているようでした。ちなみに、自然の森の中は鳥や虫の鳴き声で意外と賑やかですけれどね。まあ、何と言うのでしょうか、僕の静寂のイメージは、そういう場所だという事です。実際に無音室なる空間に入ったら、気が動転してしまいそうですが、週末のクラブに放り込まれるよりは、そちらの孤独の無音室の方が、まだマシだと思います。もう賑やかな空間にそれほどの価値を感じない年頃なのです(注;年齢は関係ありません)。さて、昼過ぎには設備が順番に稼働を始め、普段の賑やかな職場に戻りました。台風が過ぎた直後でもあったので、蒸し暑さが体力を奪います。汗はサラサラでしたが、湧き出るように体の表面を流れて行きました。連休中の不摂生が解消されていくはずだ、と意味もなく納得して就業を終えました。立ち上がりということもあり、トラブルもありましたが、それも含めて日常的だということです。少しは暑さに慣れてきたのかな、という気持ちもありますが、それはクーラが効いている部屋にいるから、そう思うのでしょう。太陽の直射日光を浴びていれば、そのような発想には至りません。明日も良い一日になりますように。