継ぎ足しの毎日
毎日、22:00頃になるとパソコンの前に座って、今日は何を書こうか、と考えます。以前書いたテーマは出来る限り重複しないように留意しますが、書いている途中から不思議と言いたいことが合流地点に到達し、全く同じ言葉を綴っていたりします。そういう時は「前にも書きましたが」とお断りを入れるようにしています。強調したいわけではなくて、たまたま、そこにたどり着いてしまった、という感覚。ですからドライブと似ているのかもしれません。A地点からB地点に向かう途中に、分岐がいくつもあるとします。その分岐を異なる方から進んでも何処かで同じ地点を通過することもあります。エッセイも同じような仕組みだといえます(僕が言っているだけですよ)。エッセイというには、エッセンスが欠けているかもしれませんが、世の中には「表現の自由」という便利な言葉が存在しているので、余すことなく利用することにしています。「表現の自由」から始まって「方言の理由」に繋がり「門限の杞憂」に終わるという三段論法は存在しません。そんなものがあっては堪らないでしょう。誰も活用しないでしょうし。それなのに、テストにはしっかり問題として出題されたりなんかして・・・えっと、何を書こうとしたのでしょうか。そうそう、今日はタイトルを先に決めたので、それを見れば自分の居場所を思い出せます。GPS機能よろしく平面上で見失う事は激減します。たまに、長―いトンネルに入ると、とんでもない場所を走っていたりしますが、まぁ、そんな感じですよね。こういう文面で感想文を書いたら、先生は評価することが難しい(というか書き直し?)でしょうね。僕が教師なら読みたくないかも(笑)。それは、自分が書いたから、読みたくないのであって、当然ですが。他人が書いたのであれば、興味を持つかもしれません。そろそろタイトルに沿って書きましょう。このように(?)言葉は毎日出力していても、尽きる事はありません。しかも、一日の内の30分くらいの出力量です。起きている時間を16時間とすれば、単純に考えるとこのブログの出力量は32分の1の量なのです。世の中には立ちっぱなしで2、3時間語り続ける人間も存在するわけですから、そういう人たちの出力量に対して、僕なんか比べるほどもありません。ただただ、毎日、少しずつエッセンスをこのブログに注ぎ込むことで、何かしらの「味」が出るのではないか、と考えているのです。つまり、毎日継ぎ足した結果が、このブログだということ。料理屋さんでも継ぎ足しの秘伝ソースみたいなものが紹介されたりします。「腐らないのか?」という疑問を抱いてはいけないのでしょうね、きっと。それは継ぎ足しならでは、なのかもしれませんし、そうではないかもしれません(まさかの、どっちつかず)。
