今を感謝
国民の祝日ですね。勤労感謝の日となっております。もともとは収穫に感謝するお祝いの日のようですね。由来や名前が何であれ、祝日を頂けることはありがたいことです。本当に良い時代を生きているな、と思います。そういう意味で感謝の気持ちが絶えません。感謝祭(Thanksgiving)というのは、アメリカのお祭りだと思いますが、これも収穫あるいは生産を祝うお祭りのようです。祝日やお祭りは、感謝の気持ちが生み出した特別なイベントなのかもしれません。地域の仕来りや宗教などによって、表現の違いはあれ、考えの根底にあるものは、同じなのだと気付かされます。それにも拘らず、いじめや差別、果てに争いといった排他的な社会問題が絶えません。人間は平等であるべき、と頭では理解していても、行動に移せないのですね。悲しい事です。争いの際、どちらが正義でどちらが悪か、というジャッジを求める場面がありますが、どちらも悪だとしないのは何故でしょうか。関係のない人たちを傷つけてまで、正義が欲しいのでしょうか。であるならば、正義なんて何も正しくないのではないか、と思います。戦争に用いられる「聖戦」という言葉も同義です。主観でしか語られておらず、相手を一方的に悪とするのは、自分たちの行動が倫理的に間違っていない事を証明したいのでしょう。しかし、そもそも争い(戦争)というものが、倫理的に間違っている、とは考えないのが不思議ですね。文明は発達しても、争いは全く無くならないし、飢餓や争いに巻き込まれて亡くなっていく女性や子供が年間で何万人といるのです。本当に悲しくなりますね。ここ最近、北朝鮮の不穏な動きが停滞していますが、水面下では何かしらの画策が執り行われていることでしょう。アメリカが、戦争を仕掛けた場合には、日本は巻き込まれることは必至です。どうか、安泰な生活を過ごせますよう、祈るばかりです。