たった一日のホームシック
昨日は会社の宿直業務があり、憂鬱な夜を過ごす事になりました。ただでさえ、家に帰れないストレスがあるのですが、昨日は体調不良で一睡もできなかった、という地獄のような体験をしました。夕方、17時頃に咳が止まらなくなり、「おかしいな」と思っていたのですが、21時くらいに入浴を済ませて待機場所の椅子に座ると、身体が寒気で震え始め、めまいがしてきました。これはいけない、という事で、もう一人の宿直者の方に体調不良を伝え、布団に入りました。エアコンの暖房を入れて、暖かそうな羽毛布団を選び(他に薄手の掛布団もあります)、その上から毛布を2枚かけました。これで完璧だろう、と息巻いて横になりましたが、30分もしないうちにとても身体が熱くなり、それに伴い、布団の中もはサウナのような熱さに感じられ、とても寝ていられません。とりあえずエアコンを停止し、様子を見ましたが、暑さは変わりません。仕方なく、毛布を2枚とも布団の上から外して、さらに手足を布団の外に出してみました。こうすると、幾分かマシになったのですが、また30分と経たないうちに、布団がかかっている部分が熱くなってきて、結局、布団を蹴ってしまいました。布団が被っていないと、直ぐに寒気が襲ってくるのです。仕方なく、また布団をかけて、30分後に布団を蹴ってどける、という行為をずっと朝まで繰り返していました。結果、一睡もできなかったのです。もう、朝礼が終わったら早退しよう、と考えて耐えていました。するとどうでしょう。朝の5時頃に、急に熱が下がったように感じたのです。起き上がってみると、嘘のように身体が軽くなっていました。「さっきまでの苦痛はいったい何だったのか」と悪態をつくも、ひとまず元気になれたことが、純粋に嬉しく思えました。経験上、今回のような発熱の場合、簡単に熱が下がる事は今までなかったので、覚悟をしていましたが、予想外の展開が待っていました。やはり、元気であるに越したことはありませんね。ただ、睡眠不足だけは解消しなければならないので、帰宅後は早めに就寝しました。家だと安心感が違いますね。
