みずみずしい情報
仕事で製造している製品は、主に水をろ過するためのモノですが、これを製造するために、大量の水道水を利用しています。その製品がなければ、浄水場がやっていけなくなりますから、必要な工業製品だと理解していますが、余りにも大量の水を消費するので、やや心配になってきます。お金を払うのは会社ですから、別に痛くも痒くもありませんが、消費している大量の水道水をペットボトルに詰めて販売した方が、ムダがないようにも思えてきます。まあ、そんなことはとっくに検討されているのでしょうけれど。最近では原料が品薄状態であり、価格が高騰しているようですから、そんなに長くはもたない分野なのかもしれません。もしそうなれば、代替のモノを作る必要性があり、それをどの企業が担うのか、僕には全く想像もつきませんが、水面下では様々なやり取りが行われていることでしょう。くれぐれも、法に触れないように気を付けていただきたいものです。最近の企業の不祥事はほとんどが内部告発ではないでしょうか。それだけ、情報が簡単に流れてしまうということです。個人情報然り。スマフォで言えば、出来る限り、無料のアプリケーションは避けた方が良いようですね。簡単にインストールして利用できますが、端末から情報を抜かれている事は確かですから、そのアプリが何の情報にアクセスするのか、それは自分にとってどれだけ価値のある情報か、見極めが重要です。それを個人レベルで行わなければ、いわゆるビッグデータが丸ごと漏洩してしまう可能性もありますから、注意しましょう。しかし、そのビッグデータにより、技術が発展しているのも確かなのでしょう。例えば、インターネット検索エンジンの履歴は、ほとんどの人が残していると思いますが、それはグーグルであれば、グーグルが情報を収集して、個人単位で分析し、広告を表示させています。ネットショッピングをした後ですと、購入した商品に関係する部品や関連商品の広告が必ず出てきます。なかなか考えているなぁ、と感心しますね。しかし、それらはグーグルの人が「この人の傾向はこうだから、広告はこれにしよう」と考えているわけではなくて、いわゆるAIによる提案です。ディープラーニングにより、より効率よく、販売促進活動を(AIが)行っているのです。映画で「A.I.」というタイトルがありましたが、それに出てくるAIはヒト型です。ストーリィはほとんど覚えていませんが、子供が主人公でなければ、あれほど人気がでなかったのではないか、と思います。逆に、なぜAIを子供にしたのかが知りたいところです。推測は幾らでもできますが、意図が読めません。それも狙っているのかもしれませんね。なんせ、監督はあのスティーブン・スピルバーグです。それに、作品は2001年上映です。つまり、構想はもっと以前ですから、1990年代に既にその発想があったということですね。それからもう20年が過ぎたことになります。スピルバーグは、現代を見て、何を想っているのでしょう。
