散歩

青いという言葉の親近感

  • 昨日の続きです。といっても、よく考えたら既にオチは出ていましたね。いきなり躓いてしまったので、とりあえず、エスペランスという町の風景でもご紹介しておきましょう。
青いロッジ

とにかく海が美しいのです。1枚目はユースホステル(オーストラリアではYHAと呼ぶ)の入り口です。この時点で楽しい事が待っていそうな予感はしましたね(遠い目)。遠からず、予感は的中することになりましたが・・・名前も素敵ですね。Blue Waters LODGEですか。何故に、ロッジだけ大文字なのでしょう。その辺りの規則はよく理解できません。海に近いので、塩害対策が施されているはずですが、そういう知識に乏しいので、何がどうなのか、さっぱりです。目の前に海が見えるので、そちらの写真も。

ベンチが見つめるもの

1枚目の中心に映っているベンチの後ろ側から撮影しました。このゆったりした空間が贅沢だと言えます。これで、料金は二人で1泊5000円くらいでしょうか。朝食だけしか付きませんが、YHAは基本的にそういう仕組みですね。朝食のメニューは食パンとシリアルに飲み物がコーヒー、ミルク、ジュースを選べるようになっています。量も好きなだけ食べることが可能でした。しかし、それほど食べる旅行者は見かけませんでした。皆さん、必要な分だけを摂取するように心がけているのですね。日本のビジネスホテルなどの朝食ビュッフェスタイルですと、結構な量を食べてしまいますが、YHAに宿泊する時は、そんな事はありませんでした。不思議なモノです。暑さに負けないように、沢山食べようと身体が求めそうな気がしますが、そうでもありません。そのさじ加減は、どうなっているのでしょうね。人体の不思議は尽きることがありません。さて、Blue Watersというくらいですから、どれくらい青いのか、気になりますよね。では、3枚目の写真でご確認ください。

初めてのフォード

忌まわしきレンタカーが写っていますが、その奥に美しいエメラルドグリーンのビーチがあります。ちなみにこの車は、フォードのファルコン4.0i OHCという車種のようです。軽く30万kmは走行していました。オーストラリアで運転した車で、走行距離が10万km未満のものはありませんでした。それでも、その状態で、中古で100万円近い金額で取引されているのです。日本の中古車は、物凄く安くてサービスも良いことが理解できます。一般的な意見かどうかは判りませんが、自動車の走行距離は、20万kmくらいが限界だと考えていました。もちろん、エンジンを載せ替えたり、足回りをメンテナンスすれば、長く乗れるでしょうけれど、維持費がとてもかかるイメージです。専門的な知識があれば、自分である程度できるでしょうから、趣味的な分野ですね。オーストラリアの自動車エンジニアにとって、日本車はかなり難敵だと聞いたことがあります。エンジンルームの仕組みが複雑に製造されているとの事を言っていました。その辺りは、本当は運転免許を取得するにあたって、知識として頭に入れておくと役に立つはずなのですが、皆目わかりません。一応、バッテリィがあがった経験はしたので、あの赤黒の太いケーブルを他の自動車のバッテリィと接続して復旧する方法は知っています。あと、CDが聴けなくなった時に、ディーラーに持ち込んだら、ヒューズが飛んだ事と、交換方法を教えてくれました。10Aのヒューズでした。ヒューズボックスの場所がエンジンルームにある事も知らなかったですね。しかし、これらの経験によって、忘れ難い「知識」となりました。こういう知識が集まることで、「技術」となっていくのでしょうね。逆も然り。写真のビーチを見ていると、波が地形を形作っていることが理解できます。何億年と時間をかけてデザインされた、否、産み出されたアートの一部です。海や空の青さ、他の自然を美しいと感じる知性を与えてくれたのは誰でしょうか。感慨深い景色であります。