農耕

一日限りのメモリィ

本日の最高気温が異常な事になりましたね。昨日の5月観測史上最高気温をあっという間に塗り替えました。しかも、そのトップ10に北の国からエントリー。北海道の各地が上位を占めました。これはどういう解釈をするべきなのでしょう。異常気象というよりも、何か別の表現があるような気がします。天変地異でしょうか?同じでしょうか・・・つい最近まで降雪が観測されていたはずの場所だと思いますが、そこが一ヶ月の間に日本一の暑い地域となるのですから、住民の皆さんは困惑されている事でしょう。親戚が住んでいますが、皆さんに影響が無いか、心配です。一番影響を受けるのはやはり農作物でしょうか。寒さを活かした野菜や果物があるはずです。全く知りませんので、少し調べてみましょう。おお、そうでした。ジャガイモ無しでは語れませんね。ゆり根もあるのですね。それと観光も、避暑目的でなくなれば、客足は途絶えそうですね。タマネギにカボチャ、トウモロコシなどが定番のようです。そして意外性に富んでいるのが、ワサビ大根という作物。北海道以外で作られていないようで、順位は0位となっていました。そりゃそうですね、比較対象がありませんから。暑さの影響は、調べても今ひとつ要領を得ませんでしたが、空調管理されていない環境であれば、気温が影響することは明らかですから、品質を確保するのが困難になることでしょう。それが意味するのは、食料品の値上げです。気象条件が普遍的でないことは、致し方が無いのですが、それに応じた作物の生産方法が普及しなければ、今後の経済大国日本は、衰退の一途をたどる事になりそうです。それは少し大げさかもしれませんね。自分で書いておいて言うのもなんですが・・・北海道の面積‎:83,423k㎡、人口:530万人、人口密度:63.7人/k㎡。東京都の面積:2,193k㎡、人口:1,384万人。人口密度‎:‎6,310人/k㎡。面積で38倍、人口は東京の約38%、人口密度は1%という結果です。広大な土地ですから、人々も穏やかだ、とは聞いています。地図で見ても、やはりその大きさは日本で際立っていますね。中国とかアメリカと比べてはいけません。池の中の蛙と言われてしまいますからね。北海道の土地が安いという情報がネットで出回っていますが、この気温を見ると、移住を考える人はかなり減ってしまいそうです。しかし、将来的には、日本の何処にいても、年中快適な地域というのは、恐らく存在しないことでしょう。もしかしたら、沖縄のほうが(気候的に)住みやすくなるのかもしれません。そうなると、不動産が高騰しますから、おいそれと引っ越すことも難しいことでしょう。さあ、今後の豊作をお祈りして、今夜は眠りましょう。願わくは、ポテトチップスの値段が上がりませんように・・・