我が家はオール・O型
最近になり、会社で緊急時の安否確認を、セキュリティ会社のソフトを用いて行うという試みが始まりました。先月と今月共に一回ずつ安否確認の訓練が行われ、返信時間と人数のグラフが発表されていました。中にはメールに気づかず、未返信の人がいたようです。予め訓練する、と予告されていたのにも関わらず、です(後ほど携帯電話の機種変更時に、メールアドレスを変更し、システム登録時と異なっていたことが原因である事が判明)。このあたりは、管理側としては難しいだろうな、と思います。メール送信は、一括で行えるので便利ですが、それに個人が気付くかどうかというのは別問題になります。楽観的に考えれば、緊急時こそ、メールや電話といった連絡手段に意識が向くので、訓練よりは気付く可能性は高いと思います。しかし、緊急時にそもそも通信インフラが正常に作動するかどうか、という問題があります。その点をどうやって克服するつもりなのか、と考えだしたらきりがありません。しかし、緊急時は第一に身内やご近所の安否を確認することでしょう。会社は二の次だと思います。安否確認の訓練要項には、出社の可否を知らせる部分もありました。僕は何も考えずに「可」としましたが、有事の際はそれどころではないでしょう。そうやって考えると、この緊急時安否確認システムというのは、致命的ではない程度の災害等で有効になります。乱暴に言えば、このシステムが利用される時は、それほどクリティカルな状況ではないということです。この取り組みを否定するつもりはありません。むしろ、素晴らしい取り組みですし、ようやく緊急連絡網ができるのか、と安心します。ただ、利用の想定が、ややずれているのではないか、という疑問が生まれただけです。本質的に考えるのであれば、社員の周辺情報の収集をするべきです。その情報をもとに、安否の有無を確認していけば良いですし、安否の「否」の時は、最悪な状況であれば、永遠に連絡が無い訳です。何だか書いていて楽しくない内容ですね。止めましょう。最近、職場の設備が老朽化のため、毎日のように何処かが故障しています。修理を担当する部署は大変だと思います。例えば、ボルト1本を外そうにも、古くてナットが回らなくってしまい、サンダで削ったり、火で炙って燃やしたりして取り除きます。ボルトが10本以上ついていて、全てナットが回らない、という状況も過去に何度もありました。もう修理工も手慣れたもの、「ああ、これは火で炙らないと無理だね」と専用の機器を準備してきます。心強い限りです。しかし、よくこれだけボロボロの設備でモノ作りをしているな、と思わされます。新しい設備を購入した方が良いのではないか、と誰もが考えているのですが、案外、新しくてもすぐに壊れるかもしれません。それは、強酸性のモノを扱うので、金属が腐食していくからです。ステンレス部は問題ありませんが、鉄が使われている部分は、すぐに腐食が始まります。最初からオールステンレスにすればその問題に悩まされないのかもしれませんが、後の祭りですね。「オールステンレスにしませんか?」という勧誘(営業)が来ないことが不思議なくらいです。ちなみに「オールニッポンにしませんか?」だと、恐らくヘリコプタの勧誘です。分かり難いジョークでごめんなさい。