-
足元から癒された
昨日、水虫になった旨を、こちらで報告させていただきましたが、薬を患部に塗布して、一晩経過したところ、すっかり痒みが治まっていました。朝から、素晴らしい開放感に襲われましたが(誤用)、朝食を採り、一服(コーヒータイムの意。タバコは吸いません。)してから、仕事で履いている分厚い靴下を廃棄しました。3足あって、破れにくそうな、頑丈なパイル生地の製品をチョイスしたのですが、これが仇となったのかもしれません。という勝手な想像で捨てられた靴下たちは少しかわいそうですが、水虫ですからね・・・その代わりに、ペラペラですが通気性の良い製品を履いて仕事に臨みました。正直、足が気になって仕事どころではなかったのですが、薬が効いていたためか、痒みは感じられませんでした。素晴らしい。帰宅したら、奥様が新しい靴下を三足、購入してくださいました。5本指ソックスというのでしょうか、指1本1本を包み込んでくれるものです。これが足指に優しいかどうかは不明ですが、発売されてから廃れていない、むしろシェアを伸ばしているという事は、それなりに消費者に支持されているということですから、これは期待しても良いのではないでしょうか。明日から、さっそく5本指ソックスを履いて仕事に行く所存です。たかが靴下、されど靴下ですね。今までは考えた事もありませんでした。「靴下は消耗品だから、3足1000円で充分。」とテレビの放送で発言した、ファッション界のドンがいらっしゃいます。自らを「ドン」と名乗るほどですから、彼の主張に非常に納得した僕がいました。まだ20代でしたから、影響されやすい時期でもありました。しかし、事実、靴下はそれで充分だったわけですから、彼の言っていることは何も間違ってはいないのです。ただ、「8時間近く、長靴を履いて歩き回る作業」を想定した靴下というのは、3足1000円コーナーでは無論のこと、ホームセンタで探してもなかなか見つかりません。土木関係の作業者の方も同じような悩みをお持ちではないでしょうか。想像でしかありませんが。それで、選定の際は仕方なく、パッケージを見て「長持ち」「丈夫」という謳い文句を信用して購入することになります。正直、分厚ければよい、と思っていましたが、そうではない、という事が、この「水虫」を体験することによって、実証されました。いえ、体験というのは、不適切な表現でしたね。発病と言った方が正しいでしょうか。恐らく、まだ軽症だったため、薬の塗布で効果が感じられたのだと思います。これを我慢して治療を怠ると、苦しい経験が待っていたことでしょう。我ながら、迅速な対応だったと自賛しておきます。しかし、こうなってくると、作業靴も見直した方が良いのかもしれません。基本的には安全靴を履かなければなりませんから、指先は鉄板が入っているため、どうしても通気性が悪いのです。しかも、長靴とくれば、もう湿気が逃げていかないのです。晴れた日に、外で直射日光に晒しているのですが、指先の方までは日光が届きません。ですから、靴ベラを抜いて、乾燥する必要があります。この作業を怠った結果とも予想できますから、今後は、充分に注意してメンテナンスをしていくことになります。実は、近しい人で水虫に悩まれた方を存じていますから、早急な対応ができた、と言う側面もあるのです。近しいと言っても、奥様ではありません。そういえば、梅雨が始まると、湿気との闘いですから、その点を対策しておかないと、僕の足指が悲鳴をあげることになるので、引き続き、予断を許さない状況であることは間違いありません。
癒しの源泉