• Coffee,  雑談

    あとは唱えるだけ

    昨日の予告通り、「魔女の宅急便」に登場するお店のモデルではないか、と、まことしやかに囁かれているパン屋さんをご紹介しましょう。

    グーチョキパン屋さん(Ross)

    先ずは、外観。2009年4月28日に撮影。店舗は、こじんまりとした装いですが、外の通りに看板と一緒に立っているおじさんが何とも言えませんね。鼻が特徴的、というのでしょうか。もしかしたら、ジャムおじさんとつながりがあるのかもしれません。店名は、Ross Village Bakery、その下に小さく、Traditional Wood Fired Oven と書いてあります。ピザ窯みたいなものでしょうね、きっと。映画に出てくるのは、グーチョキパン屋さんという店名のようです。日本に進出しても、お客さんはそれなりに入ることでしょう。お洒落かどうかは悩ましいところですが、看板おじさんが人気を呼ぶことは間違いありません。そのうち、鼻の部分がくり抜かれ、そこから顔を出して、写真撮影するようになるかもしれません。あれは、誰が喜ぶのでしょう?ついつい、子供に悪ノリさせてしまう親御さんもいますが、奥様もその傾向があります。少しは自重をしていただきたいものですね。さて、店内に入りますか。

    グーチョキパン屋さんの店内

    このような感じです。撮影日は同上。少しピントがぼけていますが、雰囲気は伝わると思います。日本でいうと、ケーキ屋さんや精肉屋さんのようなレイアウトですね。そんな事はありませんか?これといって気になるところはありませんが、メニューを見ると、コーヒー1杯 AU$3.5です。当時は為替が120円ほどでしたか。420円くらいですね。味は覚えていません。残念。きっと、美味しかったと思います。そういえば、これまで多くのコーヒーを、様々なお店で飲んできましたが、具体的にどんな味だったか、というのは、ほとんど記憶にありません。ただ、印象に残っているのは、名古屋で高そうなコーヒー屋さんに入って、エスプレッソを注文したら、マスターらしき人が、本場の飲み方を教えてくれた時のことです。そこで飲んだコーヒーは本当においしかった。値段はエスプレッソ専用の小さい器で700円ほどでした。土地代も含まれているのでしょうが、プロの仕事を味わう事が出来ました。そうそう、少し前に中部国際空港にある高級感あふれるコーヒー屋さんで、メニューで一番高いスペシャルコーヒーを注文しました。650円だったかな。会計を済ませ、近くのラウンジで待っていると、店員の方がコーヒーを運んできてくださり、「心を込めて、ドリップしました。」と一言添えてくれたのです。これは少し嬉しかったですね。ただ、「スペシャルじゃなかったら、心は込めないのか?」という疑念も生まれました。また、店員さんがコーヒーに入魂したためか、一緒に注文したケーキ(350円くらい)の事を忘れており、「ケーキは焼けましたか?」と冗談ぽく聞いたら、顔を赤らめて、ケーキを渡してくださいました。こういうやり取りは、好きですね。店員さんがミスしたって、僕はそんなに気になりません。よほど、損害を被る事がなければ、ですが。ここぞとばかりに「お客様は神様だ」という旨の言動は、品に欠けます。他人のミスに関しては結構きつく言う人いますよね?そういう人は、自身のハードルを上げていることに気付いていないのでしょう。口は災いの元とは、よく言ったものです。ややもすると、沈黙は金なり、でしょうか。意味不明な日本語ですね。ややもすると、って。もう一枚、おまけの写真です。

    ジジ似の黒猫

    これは2009年4月8日に撮影。旅の途中で出会った人の家にお邪魔したときに、見つけました。映画に出てくる黒猫のモデルになった、と言われているわけではありません。ただ、似てますね。魔法を使って「ゴロニャーゴ!」と飛んでいくのでしょうか。それとも、月夜に番に、王子様が現れるのでしょうか。この目は何かを訴えているようですが、分かる人はいますか?個人的には「だれだよ、コイツは。」かな、と思っています。おっと、あまりお喋りが過ぎると、魔法で猫にされてしまいますね。ところで、魔法ってなんでしょうか?