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コーヒーに追い風が吹いている
コーヒー生豆に含まれるクロロゲン酸で、高齢者の認知機能を改善する効果が実証された、というニュースを見つけました。コーヒーを飲むことで、認知機能が改善された、という報告例は過去にあったそうですが、クロロゲン酸接種による実証例は初めて。今後、認知症の発症は高齢者5人に1人、つまり20%と言われています。総務省の統計局によりますと、65歳以上の高齢者は、2040年には、35.3%と、3人に1人が高齢者になる見込みです。人数ですと、800万人に達します。これは先進国でトップの数値になりますね。ここで「がんばれ、ニッポン!」と言ったらいけません。さて、この先、コーヒーが認知症改善の予防策として、さらなる人気を呼ぶことは間違いないでしょう。すでに、始まっているのかもしれません。自家焙煎コーヒーを、たまに実家にプレゼントします。母が、近所の90歳のおばあちゃんに勧めたところ、「コーヒーって美味しいんだね。」と仰ったそうです。これは、嬉しかったですし、そのおばあちゃんにとって、コーヒーとの良い出会いになったと思います。その方はお元気で、認知症ではないと思いますが、コーヒーを飲む楽しみを、90歳にして見つけた、というところが、ヒューマンドラマというか、素敵ですね。その時は、何処の産地の豆をプレゼントしたかは不明ですが、母が酸味を好むので、比較的、浅煎りで渡しているはずです。時に、紅茶のようなフレーバーのものもありますので、紅茶好きのコーヒー苦手という人でも、浅煎りなら飲めるかもしれませんね。ブラックに拘る必要もありません。砂糖と牛乳があれば、カフェオレになりますし、エスプレッソベースであれば、カフェラテ、さらに熱した牛乳を泡立てて、カプチーノになります。さらに、カフェマキアートやカフェモカといった、洒落た名前のものもあります。出来るだけ多くの方に、好きな飲み方を見つけてもらえれば、良いな、と思います。そして、コーヒー豆によって、認知症が少しでも改善され、楽しい人生を送ることができれば、コーヒー万歳!です。そうすれば、さらなる品種改良、供給の安定化、流通の見直し、といったサプライチェーンも品質が向上するでしょう。そのうち、薬局で、薬の代わりに、一杯のコーヒーが出てきて、飲んで帰る、という事があるのかもしれません。まだまだコーヒーの魅力は、隠されているのです。素晴らしいですね。もっと自家焙煎が普及し、焙煎器もよりどりみどりになると、個人的にすごく嬉しいですね。今は、高くて手が出せないので・・・
夜のパース さて、これは2009年2月14日に撮影しました。3月15日のブログで、ウェイクボードの写真を掲載しましたが、その近くの場所です。パースの夜景はなかなかどうして、美しいではありませんか。4歳の娘が部屋に来て、この写真を見るなり、「きれい~。ここどこ?」と言ってきました。彼女は、光り物に弱い部分があるので、こういう写真を見ると、同じセリフが出てきます。父親は僕ですが、何か?撮影日がバレンタインデーですから、きっと、ここで奥様とロマンチックな時間を過ごしたはずです。この場所に来る前には、アウトドア・シネマに行ってますから、間違いありません(何が?)。「記憶にございません。」というと、政治家をイメージしてしまいますが、やましい事があった時には、つい、口から出てしまいそうになります。口は災いのもとですから、気をつけねば。ブログは、口ではなく、手が勝手に書いているので、僕の意思とは無関係です。