• 雑談

    投票率をあげたいな

    今週末は選挙がありますね。誰が立候補しているのか、全く把握していませんでしたが、本日、夕方に奥様から選挙用の新聞を見せてもらって、ようやく確認することができました。ざっと流し読みして、候補者と政党を一つずつ決めました。まあ、面白みに欠ける選択ではありますが、お遊びではありませんから、これで自信を持って投票しようと思います。今回の選挙に先立って、一つの大きな問題が取り上げられましたね。「老後二千万円問題」というのでしょうか?ある大臣の発言から、早々にネット上で、或いは各紙面で非難の記事が挙げられ、炎上したようです。特に野党がこれ見よがしに騒いでいたようですね。この問題を、少し違う角度から捉えてみましょう。2016年からでしたか?選挙権が18歳からとなり、若い世代に政治への関心を促す仕組みができました。しかし、投票率は伸び悩んでいるように見受けられます。統一選挙で見ると、近年は全体で50%台が続いています。年代別で見ますと、20代が最も低く、30%台。次いで10代と30代が横並びで40%台。後は年齢順で50%~70%台という感じでしょうか。70代以上はやや少なく、これは行きたくても行けない人たちがいる可能性が高そうですね。10代と20代が、50%以上の投票率を超えれば、全体として60%を超える可能性があります。さて、どうやって、投票に向かわせますか?この問いの答えの一つが、先述の「老後二千万円問題」です。この問題の影響をもろに受ける世代が、現在の10代と20代であれば、無関心ではいられないはず。きっと「ふざけるな」という想いの人たちが大勢いることでしょう。しかし、それは穿った見方をすれば、政治家(官僚?)の思惑通りに事が運んでいると言えます。国民に感心を抱かせるためのシナリオを描き、その反応を見ながら、選挙を迎えているのだということです。現在の政治家たちが、どれだけ未来の話をしたところで、与党と野党が変われば、また政策がガラッと異なりますから、国民はその点を受容しなければなりません。「民意」という言葉が用いられますが、まさに「民意」が未来に影響します。消費税の廃止や、年金問題を訴える政党は、どこまで先のシナリオを描いているのか。恐らく、当選第一で、その後の活動はさほど期待できません。という訳で、みなさん、選挙に行きましょう。