• 雑談

    Not Hand But Hang

    スキー場でリフトが突然、制御不能に陥り、高速で逆回転し、数人がケガをした、というニュースが流れました。リフトの駆動部がどうなっているかは知りませんが、動力は電気でモータを回し、減速機でトルクを得るという、基本的な仕組みだと思います。通常時、1方向へ回転させる目的であれば、わざわざ逆転するような回路は作らないはずですが、このスキー場のリフトは、もともと逆回転する回路が組み込まれている、という事になります。それがどういう目的かは判りませんが、素人から見たら、不要な回路だと思われます。後日、詳細な報告があれば、見てみることにしましょう、とここに書いておけば、忘れることはありません。メモ代わりにうってつけです。この「うってつけ」の由来は、木材に釘を「打って付ける」ことから、ぴったり、しっくりくるということですね。意外と、そのままでした。もっと、変わった由来かと思いましたが・・・瓢箪から駒とは、まさにこの事ですね。いえ、寝耳に水、がもっと適切ですか。棚からぼた餅は少し違いますし、嬉しい誤算、というのも的を射ず、といったところでしょうか。この「的を射る」という慣用句は、「的を得る」とどちらが正しいか、たびたび議論になっておりますが、どちらも「真」、つまり誤用ではありません。辞書にも載っています。ただ、意味合いが少し違うので、用途により、誤用、となることでしょう。しかし、そんな事を言い出したら、このブログに書かれている日本語のほとんどは誤用である可能性が高くて、それを創作と言って逃れようする僕は、立場がありません。話を戻して、リフトの誤作動、とういか、機械は正直に電気信号に従って作動するので、ソフト的な、デザイン的なミスとなります。本来、回転物というのは、非常に危険性が高いので、安全対策は十分に検討されます。特に、こういう一般客向けのサービスで使われる機械であれば、なおさら、安全点検には念を押すはずです。この事故の焦点は、その辺り(安全点検、定期点検、設計)になるでしょうが、裁判ではメーカが高額の賠償を負うことが予想されます。ただ、これは、より良い品質になるための羅生門・・・じゃなくて、登竜門みたいなものです。こういったミス&リカバーで、未来が豊かになっていくことでしょう。この件に関しては、死者が出なくて本当に良かったです。しばらく、雪山に行くのは、控えようかと思います。そういえば、エレベータの事故が一時期、多かったですが、最近は、問題ないのでしょうね。ニュースで見ないだけかもしれません。

    ハンググライダ

    これは、2009年4月9日に撮影しました。ハンググライダの体験が気軽にできるアクティビティです。僕はこれを「ハンドグライダ(Hand Glider)」と思っていましたが、「ハンググライダ(Hang Glider)」でした。滅多に口にすることのない単語ですが、今まで間違って発音していましたことを、過去の誰かに、お詫び申し上げます。この装置は、ワイヤが張られており、滑車で滑走して、下に降りてきます。実際のハンググライダを体験していないので、何とも言えませんが、スピード感は、あまり無かったと思います。ただ、飛んでいるという感覚が楽しかったと記憶しています。下まで降りると、スキー場のリフトみたいに、電動でグライダを上の原点まで引き上げます。係員、というか、個人のおじさんが運営しているような設備で,もちろん、有料です。この装置も、高速で逆転する可能性がありますが、下に降りていく方が、逆転側なので、さぞかし、スリルがあることでしょう。ストッパがあるので、それ以上進むことはありませんし、安全ベルトがあるので、落下する可能性もほぼないでしょう。人気(ひとけ)のない場所でひっそりと運営されていますので、採算がとれていないのではないかと、心配になりますが、なかなかのお値段だったので、それがギリギリのボーダーラインということですね。今週は、天気が崩れるので、おとなしく、引篭もりましょう。