• 雑談

    マウスケアとハウスケア

    久しぶりに歯医者に行きました。最後に行ったのは、1年以上前の冬です。診察券を見ると、1月25日と書かれていたので、1年半以上ですね。今日は、近くに新しくできた歯医者に行ってみました。治療の途中だったかもしれませんが、それほど気にしません。痛くなったら行く、という感じです。内科は掛かり付けの医院に行きますが、歯医者は何処に行っても同じかなと。いえ、違いますね。以前1回だけ行った事がある歯医者で、初診の時にボロクソに言われて、それ以来行かなくなったところがありました。そこは、その後間もなく潰れて、建物だけが残っています。何があったのか、思い出すだけでも腹立たしいのですが、先生が診察して、「これは面白い。みんな(周囲の歯科衛生士のことです)、見てごらん」といって、見世物のように扱われたのです。失礼だと感じました。おそらく、それまでも患者に対して同様に扱ってきたのでしょう。配慮に欠けた行動だった、というわけです。割と古くからある歯医者でしたが、周りに新しい歯医者が増えて、その対応の違いに皆さん気付いたのでしょうね。客商売であることを忘れるとこうなるのだな、という勉強になりました。そういう意味では感謝の一言も述べなければなりませんね。教訓とは、こういった苦しみ、悲しみ、憎しみを経験した上で生まれてくる、或いは表出してくるのかもしれません。という事は、時間軸が進むに従って、教訓は増えていくはずですし、人間は記録を残すことで、古の教訓を学ぶことが可能ですから、賢くなっていくはずです。しかし、現実にはそれを実感することは難しくて、「何でできないのだろう」とか「何で同じ失敗を繰り返すのだろう」という状態を繰り返しています。それはそれで学ぶこともありますが、出来れば、一度学んだ事は生かしたいものです。それで、近くの新しい歯医者ですが、歯科衛生士の人が若く、研修中の札を付けていました。そのせいか、(医院そのものに)頼りない印象を抱いてしまいました。いざ、先生が登場して、診察を開始すると、何やら乱暴な感じで器具を扱い、とても嫌な予感がしました。「あの歯医者の再来か?」と、先述の光景が脳裏をよぎりましたが、治療が始まると、非常にテキパキとしていて、しかし、慎重な面ものぞかせていたので、安心しました。歯科衛生士がまだ仕事を覚えている最中ということもあり、独りでバキュームから何から忙しそうでしたが、今後、人材が育てば落ち着いて仕事をこなす先生になりそうな予感を抱きました。小児歯科もありますが、子供には少し刺激が強いかもしれませんね。ご年配の先生の方が、子供たちには向いているのかもしれません。選べるだけでも、良い環境だと言えます。さて、暫くは通う事になりそうです。先生も「長いスパンでの治療が必要になります」とおっしゃっていました。気長に構えておきましょうか。なんでもそうですが、家から近いということは、ありがたい事だと感じます。さすがに歯医者はAmazonで買えませんからね。

    歯のお悩み無用?