-
変わらないストラクチャ
最近になって、ようやく先のことを意識することができるようになりました。予想が的中するとかしないではなくて、安全な状態を確保するためには、どうすれば良いのか、という話です。例えば、自分の自由時間を得るために、僕は仕事が終わってから帰宅して、すぐに家事の手伝いをします。洗濯物の片付け、掃除機をかける、食器洗い、などを黙々とこなして、それから自分の時間としています。これは特に奥様と約束したわけではないのですが、これらが終われば、奥様も自由時間が生れますから、特に何も言われません。時々、やってほしい事を要求されますが、頻度は低いので、引き受けています(しぶしぶであることを強調しておきましょう)。家事は女性の仕事、という考え方が今でも当然残っているようですが、「家の事」ですから、仮にも「主人」と呼ばれる立場ですから、知らぬふりをするのは忍びないものです。面倒な作業であることは、お互いさまですから、料理を作っていただく以上、他の家事はこちらが引き受けるのが公平だと考えています。これは人それぞれ、家庭それぞれでしょうけれど、核家族で共働きである以上、最適な方法を選択していると自負しています。最も重要な点は、自分の時間を得るために行うことであり、それがモチベーションに直結しています。それだけやりたいことがある、という状況がそうさせているのです。例として分かり難いものだったかもしれませんね。仕事でも、同様にある程度先を見通して予定を立てるのが当たり前だと思いますが、そういう考え方が時々通用しない事があります。外部要因である以上、自分では何も対策が打てないので、非常にもどかしさを覚えます。それが無ければ、もっとサクサク作業が進んで、有給休暇を消化できるのですが、そうは問屋が卸しません。問屋と言うか、会社の陰謀じゃないのか、と疑いたくなります。実際のところは、人間が原因であるのですが、それは言っても仕方のない部分かな、と半分諦めています。これを半分青いと言うのか、と思ったりもします。そういえば、大雨による被害を、天災ではなく人災だと裁判を起こした人がいるらしいのですが、どういう理屈なのでしょうか。それを言い出したら、地震も台風もこの酷暑による熱中症は全て人災?仮に人間が排出した二酸化炭素が原因で温暖化が進み、その影響で大雨が降る様になって被災した、という主張であったら、そこに原告は含まれていないのでしょうか?詳細を知らないからもしかしたら的外れな推察かもしれませんが、あまりの突飛な物言いに、しばし時間を奪われてしまいました。そういう考え方の人がいるのだな、という事を知ることができたので、良しとしましょう。さて、変化のない体質は改善されるのでしょうか。他力本願ではありますが、僕は静観する立場です。そして、何時でも行動を起こせるように、準備は着々と進めていかなければ、と考えています。
オゾンホールとワイナリーの供宴