• 雑談

    キラキラ水玉模様

    蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水道水。無色透明でそのまま飲む事も出来ます。日本の家であれば、どこにいっても同じような条件で水道水を得る事ができます。生まれた時からそれが当たり前である事に慣れているので、それがどれだけラッキーなのか知る由もない、という日本人は大勢いると思います。災害により、断水を余儀なくされるケースもありますが、そうなると飲み水を届ける団体が必ず現れます。それは自衛隊かもしれませんし、企業かもしれません。川水でも、場所を選べば飲むことは可能です。上流であれば、さほど人体に影響はないと思います。子供の頃は、喉が渇いたら、田んぼの用水路などで、水分補給をしていました。そこにはタニシや沢蟹がいました。見た目は透き通っていて、味は(喉が渇いていたので)美味しかったと記憶しています。それによってお腹を壊したことはありません。しかし、最近は川で泳いでいても、安心して飲める場所というのは減少しているように思われます。それだけ人間が浸食しているということでしょうか。オーストラリアでは、とにかく水の使用量を減らす努力をしなければなりませんでした。それは、水資源の絶対量が少ないため、価値が高騰しているからです。シェアハウスで過ごしていましたが、水道を使い過ぎると、支払額も当然増えてしまうのです。シャワーは5分。食器洗いは、水をボウルに張って、サッサと流すだけ。そういう規制はありましたが、蛇口は至る所に設置されていて、綺麗な水が出てくる点は日本と同じです。オーストラリアの公園は、芝生で埋め尽くされている事が多く、その養生のために、ふんだんに水を使っていたのが不思議でした。芝生のための水はいいのか、と。アフリカの砂漠地帯では今でも多くの人々が暮らしているそうですが、そこでは本当に水が貴重な存在です。毎日、何時間もかけて、水を汲みに行くという仕事を背負っている幼子もいるようです。しかも、その水は茶色く濁っており、動物が用を足した可能性もあるような水です。その水を容器一杯に取り、帰宅するのですが、家族がその水を飲み水として大切に扱うようです。当然、年間何万人もの子供たちが、水に潜む細菌により、亡くなっているという事実。そういう人々を守るために、水道の設置を行っている一つの団体がユニセフです。素晴らしい取り組みだと思います。綺麗な水が当たり前のように飲める環境を提供する、という活動がどれだけ尊いか。少しでも応援できれば、と思わされます。大量の活性炭を届ける術があれば良いのですが、詰まる所、お金の問題になってくるのですね。難しい・・・