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夢いくばくか
昨晩(明朝?)、少しショッキングな夢を見ました。上司から、「ちょっとお願いがあるんだけど、海外出張に行ってくれないか?」という話をされたのです。期間は不定、という設定でした。僕は「はい、わかりました。」と喜んで返事をしたのです。非常に短いのですが、もちろん、他にも断続的に夢は見ました。ただ、この部分があまりにもインパクトが強くて、他は忘れてしまいました。起きてから、「はて、何故、喜んで了承したのだろうか。」と自分自身の思考に疑問を抱きました。どこかでそれを望んでいるのでしょうか?奥様がそれを望んでいる部分はあります。しかし、子供の環境はあまり変えたくありません。僕が小学5年生の時に引っ越しを経験して辛い思いをしたからです。必ずしもそうではないとは思います。もしかしたら、好転することもあるでしょう。ただ、環境が違う、特に言語が違うことは、かなりの精神的負荷になると思います。子供のうちなら大丈夫、という意見もあるのでしょうが、その根拠は何でしょうか?実際に経験した、あるいは身近でそういう人たちを見てきた、というならまだしも、何となく言っているのなら、少し考え物ですね。可能性として、僕の仕事上の立場で海外出張に行くことは、ほぼゼロですから、あくまでも「夢物語」なのですが、実際に行ってくれ、と言われたらどうしましょうか。奥様と少し話し合ってみようと思います。話し合うといっても「海外出張に行けといわれたらどうしようか?」「行けばいいじゃない。」という回答をいただいて会話は終わりそうです。夢のない話ですね。経験上、こういった想定をしておくことが、非常に重要であると考えています。先回りして、その場面を体験しておくことで、精神的な負荷を軽減する効果が期待できるのです。簡単にいえば、悲観する、ということですね。しかし、もっと、具体的なイメージを持つことで、「観る」から「体験」してしまうのです。これは恐らく、誰でもやっていることでしょうが、あまり話として聞いたことはありません。最も、それほど多くの人と意見交換をしたこともありませんので、単なる世間知らずの可能性は大です。KYT(危険予知トレーニング)というのが近いと思います。これは安全に作業を進めるために、予め危険を想定して、対策をしておくというものです。自動車学校でも習いますね。近くにKYBという会社がありますが、危険予知ばっかりしている会社ではありません。超優良企業です。日本でショックアブソーバーのシェア第一位です。KYBには、僕が受けたショックを少し和らげてくれるようなものが、もしかしたらあるのかもしれません。ありませんか。失礼しました。さて、「未来経験」ですが、僕はすでに様々なシーンを経験しました。不謹慎かもしれませんが、両親の死、兄弟の死、子供の死。想像とはいえ、本当に涙が出てきます。もう、何度も経験しました。胸が張り裂ける思いです。奥様は?というツッコミは、現在受け付けておりません。しかし、これは、自分を守るためでもあるのです。いざ、その時を迎えたときに、精神が崩壊しないように、緩和してくれます。そうです。ショックアブソーバーの役割をしているのです。急にKYBが出てきた理由がようやくわかりましたね。自分の死については、楽観的です。僕は、葬儀は行いませんし、お墓は不要です。土に還ればよいと考えているので、その辺に埋めてほしいのですが、法律上の問題があるようなので、焼却だけ頼んで、残った骨は、その辺にばらまいて欲しいものです。「もし、僕が死んだら、葬儀に使われる時間と費用で、旅行にでも行って欲しい。」という話を奥様にしたら、「お葬式は、遺された人たちのためにするんだよ。」と言われました。そうなんですか?じゃあ、遺言で葬儀をするな、と書いても葬儀はするのですか?よく理解できません。まあ、死んだ後のことはどうなっても知りませんが、遺言が無視されるというのは、死者に対する冒とくではないかと思います。あまり、楽しい話ではないですね。これくらいにしておきましょう。
教会と墓地
これは2009年4月4日、タスマニアのどこかで撮影しました。ある有名なロールプレイングゲームに登場する教会みたいです。周りには、民家はほとんどありません。この佇まいが素敵ですが、奥の方にある送電鉄塔が残念ですね。上手に構図を決めて撮影すれば良いのですが、そこまで気がまわりませんでした。こういう場所であれば、海外出張に行ってもいいかな、と思いますが、そんな都合のよい話ではありませんか・・・