• 雑談

    振り返ってみましょうか

    いよいよ7月も終わり。1秒前を振り返る、という事は滅多にないことでしょう。1分前であれば、仕事中によく振り返っています。自分が1分前に何をしたのか、それを思い出さなければ、重大な災害を招く可能性があるからです。重大というのは、規模ですと、150人くらいが働く工場が操業停止になるくらいの規模です。これは責任重大ですねえ。言い換えれば、それだけ作業者に依存している部分があるということです。この点は、管理側がフールプルーフとして何かしら対策を講じる必要があることは明白なのですが、それがいつ実行されることやら。5年くらいは今のままかもしれません。まあ、文句を言っても仕方のないことですから、できる限りの事をするだけです。感情的になってはいけない、と自分に言い聞かせながら生きていく必要があります。他の人がどうやって自己制御しているのか存じませんが、僕はそうやって自分の声を頼りに制御しています。え?そんなシステムで大丈夫かって?安心してください。生命保険には加入していますから(意味不明)。1時間前を振り返るとすれば、どんなときでしょう。意外と思いつきませんね。やはり、仕事のときでしょうか。1時間は少し中途半端な距離感ですね。1時間後を想定するのは、日常で頻繁にあるかと思いますが、その逆はそれほどでもありませんね。日記を書くにしても、1時間前を思い出しても仕方ないでしょうし。となると、1日を振り返るときは、その日に実行した作業を思い出し、日記を書く、あるいは明日やるべきことを考える、という事でしょうか。幸いにも、奥様から1日前の行動を問いただされた事は今のところありません。基本的に仕事が終われば家でゆっくりしたいので、出かけることはありません。友人から年1〜2回食事に誘われますが、そのときは、有事であることを奥様には伝えてあるので、特に問題にはなっておりません。逆に、奥様の1日の行動を聞くことは多々あります。こういうときはマルチコアプロセッサに切り替えて、合いの手は生返事を返して、他事を考えます(見せかけのマルチコアプロセッサです)。時折、話の内容について確認が入り、当然答えられないので「聞いていなかったでしょ」と言われるのですが、そもそも、聞きたいと申し出ていないので、そんな確認をされるのは存外ですが、火のないところに煙は立たない、という格言がありますから、可燃性の感情は安全な箱にしまって鍵をかけなければなりません。しかし、よく自身の行動を思い出しながら、言葉にすることができますね。僕はこういう文章にすることはありますが、会話として自分の行動を話すことは苦手です。苦手というか、嫌いですね。話していて、自分が楽しくないですし。いえ、聞く分には、嫌だ、という事はありません。大いに語ってもらって結構です。ただし、反応は薄いですが。この会話の反応を観察するのは、楽しい部分でもあります。本当に人それぞれ、様々な反応がありますし、驚くほど一様な場合もあります(サンプル数は少ないですが)。この一様な反応というのは、道徳的な部分であったりもします。人を傷つけないような優しさを教育された結果でもあるのでしょう。さて、1ヶ月を振り返ると、けっこう多くの出来事を思い出すことになります。ニュースも時々見る(9割はインターネットで読む)ので、それらが脳裏をかすめることもあります。多くはプライベートな時間、つまり仕事以外の場面ですね。それほど仕事の画像は消去されているということです。ストレスを蓄積させないように、こういう考え方になり、それを実行しているのですが、最適なのかどうかは判断がつきません。ただ、自分自身がこれなら大丈夫、と思える妥協点を見つけて、時間を消費しているということです。奥様とのコミュニケーションにおいての妥協点は、暗中模索で進行中でございます。

    10年前に見ていた景色