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ぱっとしないほうが面白い
今日は、晴れのような曇りのような一時雪のような、そんな天気でした。日が差している間はとても暖かく感じました。陰ると、すぐに身体が冷えます。冬はこの寒ささえ乗り切れば楽しいものですね。晴天なら景色はきれいだし、星空もきれい。25歳くらいのときに、夜中に高台にある公園に行って、流れ星を見ました。もちろん一人です。その頃は多感だったので(今は鈍感)、悩み事があると、ふとそんな行動を取っていましたね。懐かしい(遠い目)。全身防寒で装備し、芝生の上に寝転がり、大の字になって星空を眺めていました。記憶が正しければ、流れ星をみたら帰ろう、そう決めて行ったはずです。二時間くらいでようやく流れ星が見えて、何か感動したことを覚えています。ありがちかもしれませんが、「自分はなんてちっぽけなんだろう」と涙を流したのでした(他人事)。涙を流すという事は、悲しみを表現できるという事であり、それは人間にとって大きな慰めです。社会では泣くことさえ許されない、そんな場面があるようですが、それは人間として、理性的にならなければ乗り越える事はできないでしょう。そういった経験が、成長というものかもしれませんね。理性的な振る舞いというのは、時に冷たく感じられ、疎まれることもあります。しかし、お互いが理性的であれば、互いを尊重しあい、信頼関係が生まれるのではないでしょうか。信頼関係とは、必ずしも良好な関係には見えないと思います。例えば、金婚夫婦(両親のことです)の信頼関係は、言うまでもないでしょうが、口論は日常茶飯事です。(DVではない)感情的な振る舞いも時にはあります。とはいえ、お互いが好きなことをやって、相手の行動に干渉しないのです。また、仕事も役割がはっきりしていて、それを黙々とこなしています。これらは、相手を尊重しているからであり、信頼があってこその関係だと思います。良い悪いという話ではなく、こうでありたい、というお話でした。
散歩がてら これはいつもの散歩道の川の風景です。風がない時は水面が穏やかで、息を呑むような美しさがあります。心情は常にこの水面のように穏やかでありたいと考えています。なかなか難しいのですが、意識することで、効果は実感できます。ヨガでは、呼吸を意識して行うそうですが、非常に面白いと思います。普段、無意識に行っていることを、敢えて意識的にすることで、感情や身体をコントロールするのですね。その発想が良いと感じました。タイトルのぱっとしない、というのは、何かよく分からないけど、なんか良い、とうい曖昧さを意味しています。つまり、具体的なものは面白さが少ないということです。仕事の指示は具体的すぎると面白くないでしょう。抽象的であれば、考えるという行為が必要になります。その考察がまさに仕事ですよね。具体的な指示は作業といったほうが的確ではないでしょうか。こんなこと言っている僕は(今は)単なる作業員です。将来はどうなっていることでしょう。楽しみですね。