• 農耕,  雑談

    本音と建前はどちらも大事

    本日、建前でした。僕が、ではなく、家が、です。現場監督と設計士、大工さん9人とクレーン屋さん、夕方には板金屋さん5人で、総勢17名が現場に入りました。それはそれは、とても壮観でした。あっという間に屋根まで施工。ただただ魅了されました。1日中、作業を見ていても厭きる事がありません。職人さんにすれば、やり難かったことでしょうけれど、純粋に、その仕事に敬意の念を抱きました。一般的に使われる「建前」は、表面的な振る舞いを表す言葉ですが、なるほど、確かにその通りです。しかし、その表面的な振る舞いを、ネガティブな意味で使われることが多いように見受けられますが、建築で言えば、建前はとても重要なイベントでしょう。そして、そこで築かれる梁や柱は、家の土台となるのです。であれば、決してネガティブな意味で用いるべき言葉ではないと気付かされました。むしろ、本質的でさえあります。つまり、普段、何気なく出てくる「建前」が、その人間の土台であり、本質的な部分でもある、ということです。いかがでしょうか。

    建築会社の広告も兼ねて(回しものではありません)

    無事に、作業が終わり、ただ感謝です。棟梁という言葉は、大工のボスみたいですが、”棟”も”梁”も建物の重要な部分であることから、そういう呼び名になってみたいですね。また、基礎屋さんを「左官」と呼ぶのに対し、大工さんを「右官」と呼ばれていた時代があったそうですね。なるほど、確かに左右一対で成り立つ仕事です。いろいろと勉強になりました。聖書によると、イエス・キリストは30歳まで大工として働きましたが、当時は石工と呼ばれていたそうです。どんな建築に携わったのか、気になりますね。

    建前が終わってから、先日種を蒔いた、大根(YRくらま、という品種)の様子を見に行きました。すると、7割くらいが発芽していました。予想では、もっと少なく見積もっていたので、嬉しい誤算です。

    三日目でご対面

    無事に収穫までたどり着けるのか、ワクワクします。近くにイノシシがいるそうですが、大根が嫌いだと信じています・・・