水面と住宅の関係
タイトルは駄洒落です。「rich」にはお金持ちという意味の他に、豊富な、という意味もあります。この川は、ダムのすぐ上流になるので、水面の上下の変動はあまりありません。写真の状態が平常です。雨が降らなくて、減ることはありますが、これより増えることは見たことがありません。写真左中央に、いくつか住宅が見えますが、最初見た時は「そこは大丈夫なのか?」と心配しました。そうです、立地条件が気になったのです。しかし、ダムの存在を知り、ああ、そういう事か、と納得したのを覚えています。とはいえ、少し低すぎないでしょうか。恐らく、ずっと浸水していないという過去の実績があるのでしょうけれど、そこはかとなく不安ではあります。ちなみにダムの下流の町は、過去に洪水の事実はありますし、ハザードマップで浸水最大5m以上の地域があります。この洪水ハザードマップは、100年に一度程度の大雨により、堤防が決壊した場合を想定したそうです。100年に1度という事は、3世帯のうち、誰かしらは経験する、ということになりますね。長寿大国日本なら2世帯でもどちらかが経験しますか・・・そう考えると、やはり恐ろしいですね。この写真の住宅があるエリアは、ハザードマップには載っていません。こういう情報を意識して取り入れていきたいと思った次第です。
水鏡
さて、今朝の朝日はなかなか見ごたえがありました。冒頭で述べた住宅は、この写真左の鉄塔のさらに左手にあります。正面の川と左手から流れてくる川が合流している場所です。水鏡というのでしょうか、水面に映るパノラマの景色が素晴らしい。風が無かったからでしょうね。力強く、それでいて、優しく包み込んでくれるような光を感じながら、会社に向かいました。パワースポット、というよりは、スポットパワーですね。太陽のエネルギィが僕一人に注がれている、そんな錯覚です。日中は陽気を感じるほどで、春の訪れは間もなくでしょうか。通勤は毎日同じルートを同じ時刻に通りますが、その路の表情は日々様々です。同じ条件というのは、2度とない。僕は、自然に対しては、そのように謙虚に見つめることができるのですが、これが対人となると、見ようともしないのです。人間だって、日々表情が違うでしょうし、思考も発想も異なってくると思います。それは、前にあった時と比べ、様々な条件が異なっているからですね。そういう見方で接していかなければ、との自戒を得ました。太陽のエネルギィのおかげ、いえ、スポットパワーのおかげですね。実行に移すのは簡単ではないですが、まずは見方を変える事を意識して、観察していきたいと思います。とはいえ、あまり見すぎると、「何見てるの?」と訝しく思われるので、程々にですね。程々となると、今までとあまり変化はないのかも・・・いえ、きっと何かあるはずです。今日気づいたことは、今までに無かった知見ですから。毎日が新しい日々であり、新しい発見である。言葉だってそうです。昨日は浮かばなかった表現が、今日になって思いついたりします。ちょっとした変化を見逃さないように、感性を研ぎ澄ましていきたいものです。