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6面体の怪
大雨が予報される中、奥様と久しぶりのお買い物に出かけました。子供たちは奥様の実家に遊びにいっており、夫婦水入らずの時間を、と御所望だったので、少し離れたショッピングモールに行きました。片道30分くらいのドライブです。僕は買いたいものが決まっていたので、人込み恐怖症はそれほど気になりませんでした。奥様は、お世話になった友人の息子さんに、誕生日プレゼントを買いたい、という事でした。具体的に何にするのか、行きの車中で決めました。 18歳 になるので、これが最後のプレゼントになるだろう、という奥様の話を聞いて僕が提案したのは、万年筆。このデジタル社会において、アナログが貴重な存在になります。文字を書くにしても、そうなのです。常にそれを使ってほしい、というような押し付けではありません。玄関に置いておき、荷物の受け取りサインや、デスクの飾りとして置いてくれても構いません。ただ、鉛筆やシャープペン、ボールペンでは味わえない書き心地を試してほしいな、というだけです。僕の買い物は楽譜なので、万年筆と併せてモール内の書店で済ませました。どちらも納得のいく商品を見出し、良い買い物だったと思います。楽譜は、ショパンの「別れの歌」がお目当てで、原曲を持っていないので探していました。単独の楽譜はさすがに見つからず、何曲か集めたものでしたが、10曲で800円だったので、とてもお買い得です。中には既に持っているものもありますが、それはそれでよろしいのです。さて、少し前に次女がルービックキューブを買いました。説明書が入っており、その通りに進めていけば、素人でも6面完成までたどり着けます。少しの忍耐は必要ですが。このルービックキューブの仕組みは、今一つ理解できなかったので、ネットで検索してみました。すると、動画で分解から組み立てを投稿されているものがありました。すごい世の中です。それを見ると、一目瞭然。6面のセンターキューブは固定されており、その周囲のキューブは、内面に球状を形成するように作られており、その球状の部分が自由に回転できる秘密なのです。言葉では伝わりにくいと思いますが、知りたい人は、動画をお勧めします。最も、それを見たところで「で?」という感想を抱くかもしれませんが、それはご愛嬌という事で。分解や組み立てをする時に、意外と力任せに外したり嵌めたりするのが、何だか和みます。ちなみに僕は1面だけしか揃えることが出来ません。少し練習が必要です。暇つぶしには最適ですね。