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スライス・ド・バナーナ
中学生のころ、テレビ番組で、リズムに合わせて連想した言葉を発する、とういゲームがありました。「○○といったら□□」を四拍子で次々と進んでいき、リズムから外れる、あるいは連想されないものを言ったら失敗となります。考える時間は前の人が言ってから、2秒くらいしかないので、考えるというよりは、反応する、という方が的確かもしれません。不思議なもので、イメージは浮かんだのに、それを言い表す言葉が出てこない時があたり、言葉が浮かんでも、音を上手に発することが出来なかったりするのです。テレビの前で一緒になってゲームに挑戦しましたが、なかなか難しいものです。しかし、この連想ゲームを常日頃行っておくと、記憶の整理整頓ができそうですね。そのゲームの始まりの説明は、必ず「バナナ」だったので、もしかしたら、番組の次の日は、バナナの売り上げが飛躍的に伸びていたのかもしれません。そういった情報は見つかりませんでしたが・・・そういう連想ゲームも面白い、という事ですね。バナナと言えば、奥様が朝食で4切れくらいに小さくして、出してくれるのですが、別に4等分なら、4等分に切った長さで構わないのですが、わざわざ一口サイズに切ってくれるのです。朝は果てしなく忙しい、と漏らしている中で、わざわざ小生のためにそのような手間を掛けてくださるのですから、末恐ろしい、と言ったら語弊がありますか、空恐ろしくさえなります。奥様と子供たちはヨーグルトにバナナを入れて、一緒に召しあがるそうです。小生(言い方が気に入ったみたい)は、牛乳を毎朝飲むので、ヨーグルトは不要ですが。ヨーグルトと言えば、結構高価ですよね。例えば、好んで購入しているのは、小さいカップが3個で表示価格98円です。それを僕以外の3人で、朝食に1個ずつ食べるのですから、なかなか豪華だと言えます。他にも、シリアルやはちみつ、食パン、野菜ジュースなど、朝から至れり尽くせりの食事メニューを、僕以外の3人で楽しんでいるようです。朝は果てしなく忙しい、と漏らしているにも関わらず、ですよ。その食事の時間を、少し自重して、他の作業に充てられたらよろしいではないか、或いは、もう少し早起きしたらよろしいではないか、と思うのですが、そこは譲れない部分があるのですね。あまり口を出さないようにしています。全く関係ありませんが、リサイクルショップは、比較的、店舗が伸び悩んでいますね。これはあくまで僕(照れくさいので戻しました)が住んでいる近辺の状況に限られますが。何店舗かは数年のうちになくなりました。共通しているのは、開店して暫くは、結構お客さんが入り、品物も回転しているようですが、急に品物が変わらなくなる、つまり需要が無くなってしまうのですね。そして、不要物が増えていく。しかし、需要が無いものがほとんどなので、売れない。あとは、いわんやそこまでは、です。中には、本当に価値があるものが入荷してくることでしょう。しかし、それは非常に高価で売ることになるはずです。それを見つけてくれる人がいれば良いのですが、それ以外の家具や衣類、自転車などの比較的大きな商品を陳列するためにはそれなりの空間が必要で、その空間を維持するためのコストが、シャレにならないのでしょうね。しかも、インターネットの普及も相まって、オークション形式で、個人個人でやり取りするような時代です。店舗を構える「旨み」が無いように見受けられます。リサイクルという考え方は非常に重要な事は明らかですが、一般家庭の不要物を対象とし、それを事業として継続していくには、行政の補助がなければ成り立たない事でしょう。リサイクルでも、違う形に変えることができるもの、例えば金属類であれば、その限りではないのかもしれません。家具は、純粋な木製であれば、それなりの用途が見いだせるでしょうけど、最近は合板やベニア板などが家具に使われており、再利用するには使い勝手が悪いように思えます。DIYがそれなりに浸透している今日で、リサイクルショップに材料を求めに行く人が少ないのは、そういう「適切な材料」が見つからない、という理由もあることでしょう。衣類は、それなりにリサイクルされているようですね。しかし、ちょっと高いかな。この話題は意外と長くなりそうなので、続きは明日にします。
バルコニーで朝食を