• 雑談

    雷がゴロゴロ 僕はヘロヘロ

    久しぶりに夕立がきました。午後7時頃、雷がゴロゴロと鳴り始めて、雲行きが怪しくなりましたので、兆候は十分にありました。夏は、やはりこうでなければ、と思いました。夕方の雨が、日中の熱を冷ましてくれて、朝はまた快晴になり、爽やかな涼しい風に包まれてラジオ体操に向かうのです(僕以外の家族の事ですけれど)。夏休みにラジオ体操を行う意味が今一つ理解できませんでしたが、もしかしたら、生活のリズムを崩さないような配慮からでしょうか。子供の頃は、外で元気に遊びまわっていたので、ラジオ体操が必要なほど、運動不足にはならないはずです。ヘロヘロになるまで、外で遊んで、夕方のご飯まで帰らない日がほとんどだった気がします。それなのに、朝早くから起こされて、ラジオ体操で身体を動かさなければならないというシステムに不満を抱いていたのは、僕だけではないことでしょう。今では、会社の朝礼で必ずラジオ体操第一を全員で行うため、わざわざ子供と一緒に行ってやるまでもないだろう、という理由から奥様に一任しています。奥様は仕事柄、僕に比べて明らかに運動不足だと思われるので、ラジオ体操に行った方がよろしいことでしょう。彼女は朝起きるのが苦手なようですが、最近は頑張って起きています。どうか、元気で過ごしていただきたい、と真摯にお祈りしています。風邪などで体調不良になると、僕が行くハメになるから、という不純な理由はこっそり隠しておきましょう。パソコンやスマートフォンは、日常の生活に欠かせないデバイスとなっていますが、その中で、不要だな、と思われるサービスやアプリケーションが時々顔を出してきます。こちらの顔色を窺っている、という言い方も間違いではありません。特に「お勧めの情報を受け取りますか?」という類のサービスは、下手に出てきて、少しこちらを持ち上げようとしていますが、気を付けないと足元を掬われることになるでしょう。だって、情報収集が主目的であることが、明らかなのです。結局、様々な情報を収集し、ビッグデータとして、新たなビジネスチャンスをうかがっているのです。そんな事を考えると、どうにも協力したいとは思えません。だって、頼んでいないのですからね。そういうサービスやアプリケーションは、最初に有効にするかどうかの意思確認が大抵あります。最初に必ず「いいえ」を選択するのですが、忘れたころに、「○○のサービスを利用するには、いますぐ有効にしてください」というようなメッセージが出てきます。これには閉口というか、タイミングによっては開口になります。服屋の店員さんみたいに、カジュアルに営業活動をしてくるのです。店員さんの営業活動は理解できます。それが仕事ですから。しかし、ソフトウエアによる営業活動は、正直、質が悪いと思います。だって、こちらの意思では完全にシャットアウトできない可能性が高いのです。プログラムが一定期間スリープするように、デザインされているのが明らかですから、それが判るとがっかりする部分ではあります。だからと言って、そのプログラムを作った人に恨みはありません。それが仕事ですからね。ただ、デザインとして残念だ、というだけの話です。気持ちは理解できますが、デジタルデバイド(情報格差)を利用した情報収集というのは、やや品に欠ける行為であるように受け止めてしまいます。まあ、商売ですから仕方ないでしょうけれど。親切心から様々な行動を起こす事は、誰にでもある事でしょう。しかし、それが対象物にとって、良い方向に働くとは限らない、という事も多くの人が経験していることだと予想します。ましてや、親切を装って、悪意のある行為をするのは、褒められたものではありません。便利なパソコンやスマートフォンだからこそ、もっとシンプルに使えるようにデザインしてくれたら、もっと高くても売れるのではないかな、と思います。いえ、ハードウエアは、とても素晴らしいと思うのです。ただ、ソフトウエアが少し、悪意が忍び始めているような印象ですから、今後の動向に期待しましょう。

    早朝からの山登り