• Coffee,  雑談

    コロンビアの卵

    義母から誕生日プレゼントにコーヒーをいただきました。鹿児島にあるコーヒー屋さんで焙煎したものです。既に粉になっていたので、お湯を沸かして、スプーンでフィルタに入れて、すぐにドリップできます(当たり前)。いつもは、ミルでガリガリとハンドルを一所懸命に回転させていますが、そのエネルギィというのは、ちょっとした筋力トレーニングです。主に、腕、手首、握力、胸の筋肉を使います。1分間くらいですが、終わると、上半身がジンジンして、軽くなったような感覚になります。きっと、少しハイになってしまうのですね。運動を終えた後、たまに浮遊感を味わうことがあります。どういう運動の時にそれが発生するかは覚えていませんが、このまま空を飛べるのではないか、と錯覚するほどです。体重計に乗ってみれば、気のせいだということが判明しますが、もしかしたら本当に軽くなっているのでしょうか?家には、デジタルで小型の体重計があります。15cm×30cm×3cm(厚み)くらいで、ディズニーのキャラクタが描かれえています。ディズニーとはいえ、奥様が体重計に乗った時に、マイナス5kgしてくれる、という夢を与えるような機能はありません。現実をつきつけられます。ですから、僕と子供たちしか使いません。夢見がちな奥様には敬遠されています。そういえば、小学1年生の長女が、どうしたら脚が細くなるのか、と真剣に考えていました。どうやら、友達の脚がとても細くて、それに憧れているようです。きっと、学校で二人で脚を合わせて、比較したのでしょうね。こういう時、アドバイスは難しいですね。あまり運動すると、筋肉が発達して、余計に太くなる可能性があります。他には、食事の量を減らす、というのが最もベターでしょうけれど、脚に作用するかどうかは分かりません。結局、口から出たのは、「人それぞれだからね、あまり気にしないように」という無難で曖昧な言葉でした。完全に逃げましたね、この父親は。だって、無責任な発言をするわけにはいかないじゃないですか。いや、むしろ、このような曖昧な発言のほうが無責任でしょうか。今、それに気付きました。精進しなければなりませんね。子供の質問に答えるのは、本当に痩せる思いです。あまり質問されると、そのうち浮き上がるのではないでしょうか(逃避)。

    ミル・コーヒー・カレンダ

    写真は、愛用のミル、いただいたコーヒー、手前にあるのは、2008年から2047年までに対応したカレンダです。名前は、パーペチュアルカレンダだそうです(今、調べました)。二重構造で、下側の外周には西暦の年号があり、内側に曜日があります。これは固定です。その上に回転するプレートがあり、月と日付があります。プレートの中から見たい月を探し、その部分を年号に合わせると、日付と曜日が一致します。凄いのは、栓抜きの機能が裏側に隠されていることです。帆船の絵が彫られていることから、航海時代に重宝されたアイテムでしょうか。乗組員にとって、お酒は楽しみの一つだったでしょうから、カレンダーを見ながら、航海日誌を綴り、お酒を楽しんでいたのでしょう。それも良き時代かもしれませんね。さて、話しを戻しましょう。このコーヒーの産地はコロンビアと表記されていました。焙煎度は、深煎りです。恰好よく言えば、フレンチローストです。さらに焙煎すれば、イタリアンローストといって、真っ黒になります。色を見れば僕のような素人でも、だいたいわかります。ただし、人あるいは書物、サイトによって、まちまちな部分はありますので、あくまで目安として捉えるものです。発言に多少の差異があっても、そのコーヒー豆の味は変化しません。ちなみに、カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語。一般的にカフェラテはベースがエスプレッソです。なんだか、急におしゃれな文章になった気がします(気のせい?)。さて、そのコロンビアコーヒーですが、意外と飲みやすく、美味しくいただきました。そうですね、酸味はあまりなくて、苦みがあるのですが、チョコレートのような香りが口の中に広がりました。今までに焙煎した経験から、深煎りにすると、苦みが強くなりがちで、どちらかと言えば、カフェオレみたいに牛乳と合わせて飲むと良いくらいでした。奥様がその飲み方を好みます。でも、僕はどちらかと言えば、酸味が強いほうが好きなので、深煎りはしません。奥様のプライベートにも深入りはしません。過去にコロンビア豆は何度も焙煎していますが、深煎りでこのような味わいが出るのか、と感心しました。やはりプロの成せる技でしょうね。今度、コロンビア豆を購入するときに、挑戦してみましょう。