• RaspberryPi

    素敵なラズベリーパイはいかかですか?

    いよいよ学校が始まります。会社員にはそれほど関係ありませんが、朝、交通量が増えますね。僕は自転車での通勤ですから、さほど影響はありません。駅の近くを通る時に、ちょうど電車が停車すると、多くの学生が蜘蛛の子散らすように歩いています。ぶつからないように、ゆっくり走行しなければなりません。次女は先日、入園式を済ませました。転園となるので、年中からの入園となります。早く馴染めると良いですが、どうでしょうか。長女は小学2年生ですから、もう学校には慣れてきた様子です。宿題はほとんどやりませんが、通信教育の教材を自ら進んで取り組んでいるようなので、問題はなさそうです。お金がかかりますが、まあ、他を我慢するしかありませんね・・・次女も同じ通信教育を受けたいと言っているので、小学生になれば、始めるでしょう。赤ペン先生という、顔を合わせた事もない人に、ありがたいご指導をいただけるのですが、それが楽しいそうです。文通みたいな感覚なのでしょうか。それはそれでよろしいかと。今時、文通なんて言葉も使われない事ですし。インターネットがあれば、すぐに返信が得られます(とはいっても相手次第ではありますが)。今の子供たちは、親がLINEでやりとりしているのを見ているので、それが当たり前と考えることでしょう。文通であれば、投函し、相手からの返信が届くまで、1週間はかかるでしょうか。海外であれば、1か月は待つことでしょう。最近では、この「待つ」という行為が、無駄と考える人が増えてきているはずです。それはそれで、合理的であり、良い事だと思われます。しかし、この「待つ」という無駄な時間こそが、人間らしいというか、贅沢な時間でもあります(待ち合わせの相手が遅れた時は、その限りではありませんが)。相手に無事に届いたのだろうか。届いたら、どんな反応をするのだろうか。等々、想いを馳せる事が、より豊かな人間性を育むのではないでしょうか。返信が届いた時の喜びは、経験しなければ味わうことができません。せっかく届いた手紙を、飼っているヤギが食べてしまった、というのはマンガの世界ですね。それを踏まえて(ヤギの事ではないですよ)、赤ペン先生というシステムは、子供にとって良い方法だと感じた次第です。これは、僕が子供の頃、つまり、最低でも30年前から続いているはずです。素晴らしいですね。さて、タイトルのラズベリーパイですが、これは食べ物ではなく、マイクロコンピュータの商品名です。RaspberryPiで検索すると、すぐに出てきますが、入出力装置が装着されていない状態で販売されています。もちろん、モニタやキーボード、マウスを取り付ける事は可能ですが、装置への組み込みを想定されたデザインとなっていて、無線通信でも制御できるようになっています。ですから、入出力装置は、ネットワーク上の、他のデバイスを利用することが可能です。プログラミング言語は、幾つか用意されており、僕はPythonというプログラミング言語を少し勉強して、遊びました。何ができるのかというと、普通のパソコンとしても使えますし、GPIO(汎用入出力)というピンを利用すると、LEDを点滅させたり、モータを制御したり(下の写真参照)、家電を制御したりすることもできます。さらに、インターネットに接続することで、IoT(モノのインターネット)デバイスになります。僕が買ったのはRaspBerryPi3 モデルBです。2016年2月発売でした。スペックは主記憶装置は2GB、補助記憶装置は、MicroSDカードで自由に容量を選択できます。その他諸々のインターフェースがあり、それでいて、カードサイズのコンパクトな設計になっています。驚くことに、全世界で、1100万台以上の販売実績を誇ります。テレビなどで、CM無しでですよ?ちなみに、あの有名なNintendo Switchが1450万台です。RaspBerryPiは、もともとは、イギリスの教育機関向けに開発されたそうで、小学生などが気軽に勉強できるようにデザインされたものですが、大人が黙って、指をくわえて見ている訳にはいかなかったのでしょう。マイコンブーム世代に、瞬く間に噂が広がり、売れているのです。価格は、僕が買ったPi3モデルBは、スペックは上位機種ですが、Amazonで6500円くらいでした。非常に安いのです。モニタやらキーボードやらをセットで買うと、1万円を超えますが、それでも素晴らしい価格設定だと思います。開発したラズベリー財団には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕は、これで、Webカメラを接続して、監視装置を作りました。それは、今、会社に置かれているので、自分の遊ぶためのデバイスが不在となっており、少々淋しいのですが、そのうち、新品になって帰ってくるはずなので、気長に待っています。今後、日本でもプログラミングは必須になるでしょうから、このRaspBerryPiで子供たちが、様々なデバイスを作ってくれることを楽しみにしましょう。

    RaspBerryPiでモーター制御