• 雑談

    キャンプ三日目は無い

    まだキャンプの話が続きます。1泊2日の内容を、3日間にまたがって書くという、何とも贅沢な話です。贅沢ではありませんね。厚かましい、でしょうか?それとも、待てば甘露の日和あり、かも?正解は、ただ二日間の内容をまとめきれない中年パパさんの陰謀でした。少し具体的な話になってしまいますが、僕自身の初挑戦がありました。最近、子供たちの中で流行っていると思われる、ブレイブボードに乗りました。ボートのオールのような形をしていて、そのオールの手で持つ部分が軸となっており、パイプが通っています。そのパイプに2枚の板がはまっていて、パイプの円周の方向に可動します。タイヤは、その2枚の板に、1個ずつ付いていますから、2個のタイヤでバランスをとる必要があります。スケートボードのようなイメージですが、バランス感覚はスケートに近いように感じました。進行方向に対して、前後の板を左右に動かすことで、推力を得るようです。物理的な法則を理解していませんが、とにかく一所懸命に足を動かさなければ、前に進む事もできません。上手になると、坂も上れるようですが、僕は1mくらいしか登れませんでした。下り坂は、スピードが出て、コントロールが難しくなります。1回だけ、あまりにもスピードが出てしまい、ターンを決めようとしたところで、バランスを崩してしまい、勢いよく転びました。右の肘と、右の足の付け根の部分をアスファルトで強打しました。今でもズキンズキンとしています。寝がえりを打つのも一苦労です。年甲斐もなく、はしゃいでしまい、ケガをしてしまいましたが、こういったチャレンジ精神は、忘れずに持っておきたいものですし、実行する勇気も失ってはいけないと感じました。平らな部分ではそれなりに乗れるようになったので、満足です。子供たちは、スキー場が夏に開催しているイベント会場で、セグウェイに乗りました。10分間で1000円でしたが、未来を担う子供たちにとって、こういったハイテク機器に触れるのは、良い経験となるのではないでしょうか。決して高くない、と判断しました。長兄家族は、しぶしぶとOKを出していたので、4人のうち、3人はセグウェイに。うちの次女は年齢制限のためストライダーに乗りました。ストライダーは、自転車のペダルとブレーキがないもので、バランス感覚が養われ、自転車に乗る前の練習台にうってつけの乗り物です。最近では、幼児たちが公園などで乗っている姿を見かけます。流行っているのでしょうね、きっと。セグウェイは、僕も初めて見ましたが、ブレードボードと同様にタイヤは2個です。セグウェイは1つのプレートに平行にタイヤが取り付けられ、そのプレートに立ちます。プレートの前側には機体をコントロールする、ハンドルバーがあり、それを前後に倒すと、前進あるいは後進します。左右に倒すと、倒した方向に曲がります。停止した状態で左右に倒せば、その場で旋回ができます。これを聞いて超信地旋回という言葉が出てきた人は、戦車を知っている人ですね。最近の若者は、「チョー信じられなーい。」と勘違いすることでしょう。セグウェイに乗り始めたら、すぐに感覚を掴んだようで、10分の間で狭いコースを乗り回せるようになりました。大きなトラブルもありませんでした。このような体験をしたからといって、将来の何かが約束される訳ではありませんが、きっと何かに繋がると思います。それは、自分が幼い頃に経験した事が、今でも記憶に残っていて、時折その経験が生きることがあったからです。理屈としては通っていませんが、理由としてはそんなところです。もしかしたら、長女が、セグウェイを飛行機のように、浮遊させる技術を開発するかもしれません(既にある?)。そんな淡い期待をするパパさんに、「お前が開発しろよ」と、ツッコミを入れてはいけません。

    記憶から蘇る発想