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デジタル・ネガティブな大人たち
携帯電話というか、スマートフォンを現在、3台所有しています。1台は2012年に購入したもので、シャープ製。もう1台はiPhone5sで、今年になって会社の先輩から譲っていただいたもの。もう1台が最近購入したモトローラ製のもの。シャープ製のものとiPhone5sは、充電すると、再起動するようになりました。何が原因かは不明ですが、あまりよろしくない状況であることは明確です。かといって、何か対策が出来るのかというと、何も打つ手がありません。アプリケーション的な不具合なのか、ハード的な不具合なのかがそもそも判断できません。しかし、充電している最中に勝手に再起動する現象であれば、普段利用する分に影響はありませんから、あまり深追いしないようにしましょう。シャープ製のスマートフォンは6年も無事に使えたことが、ラッキーだと思いますね。バッテリィ交換は一度もしていませんから、交換してみるのも一つの手ですが、Amazonで検索してみると、すでに生産中止となっており、メーカのホームページで探しても、同様に生産中止となっていました。そして、Amazonの価格が2万円と表示されていました。通常価格は3千円程度です。いったい、何が起きたのでしょうか。いくら希少価値があるとしても、それほど需要があるとは思えません。これは恐らく、販売業者が自動で価格を変動させるプログラムを組んでいて、そのプログラムが、生産中止のバッテリィに希少価値があると判断したのではないか、と考えています。まったくの推測ですが、もし人間が決定しているのだとしたら、なんとも間抜けな価格設定だと言わざるをえません。現に、売り手(僕の事です)を一人失ったのですから。Amazonのサイトで商品を眺めていると、ときどき変な価格のものを見ることがあります。どんな商品だったのかは忘れましたが、絶版になった書籍でしたか、中古しか出回っていませんでしたが、在庫は5社くらいがもっていて、すぐに売り切れるという訳ではありませんでしたし、価格はだいたい2千円でしたが、1社だけ1万円を超えていたことがあります。これは明らかに人為的ではない価格設定だな、と思い、少し調べて見ると、そういう価格を自動で設定するソフトが出回っている、という情報を見つけました。恐らく、競合する他社の価格を参照し、少しでも安くしたりするのでしょうけれど、それが裏目にでたのでしょうね。プログラムとはいえ、完璧ではありませんから、何かの拍子にとんちんかんな動作をします。こういう時は、出品者に教えてあげた方が良いのかな、という優しさが生れますが、すぐに、「いや、余計なおせっかいだ」と考え直します。商品管理が行き届いていないということは、キャパシティを超えているので、そういう業者は危険です。ですから、そのままにしておけば、他の人も「この業者は怪しい」と気付くので、健全な取引の場が保たれることでしょう。スマートフォンのアプリは、誰でも登録すればgoogle playやapple storeで頒布が可能となります。そのアプリの信頼性は、実際に利用した(と思われる)人たちのコメント欄を見たり、作成者の情報を調べたりすることで多少は判断が可能です。利用者が多ければ、信頼できるのかといえば、決してそうではありません。様々な情報を抜かれているのです。しかも、その情報が売り飛ばされていると知ったら、どんな嫌な気分になるでしょう。となると、なるべくネットワークに接続しないのが一番なのですが、それではスマーフォンの意味がなくなりますね。難しいところですが、個人の情報は、個人で護るしかありません。先ずは、あの手この手で情報を取得しようとしている人たちが存在する、という事実を認識しておくだけでも良いと思います。それに自分がどう対処していくか、という部分に関しては考えていくしかありません。
デジタル・ネイティブ?