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    キッズ・モバイル・リスクヘッジ

    子供用の携帯電話を購入しました。まだ、小学2年生なのですが、何時も行き先を告げずに勝手に遊びにいってしまい、奥様の逆鱗に触れてしまったようです。「もう、携帯電話を持たせるからね!」と強い意志表明をされたので、長年の経験(といっても10年です)から下手に断る事も危険かもしれない、という判断から、了承しました。まあ、早かれ遅かれ持たせることになったでしょうから、これは仕方のないことではあります。いざという時に連絡が取れない事が、親にとって辛い状況となりますし、安全面で何かの役に立つかもしれません。月々800円程度の金額となります。大手キャリアで契約したのですが、新規契約で機種代金は0円でした。これは嬉しい誤算でした。機種代金は1万円と奥様から聞いていましたので、その分、何かプレゼントが買えますね。誰が、誰のために買うのかはさておき・・・しかし、世の中の流れとはいえ、小学生が携帯電話を持つ、という状況を受け入れがたい方々も大勢いらっしゃることでしょう。もともと奥様は、子供が高校生になるまでは、携帯電話を持たせたくない、とおっしゃっていたのです。それが、まさかの小学生デビューになったのですから、世の中どう転がるか分かったものではありません。僕は、早めにパソコンを持たせてあげたい、という願望を密かに持っているのですが、要らなくなったパソコンで遊ばせてみたら、それほど興味がないようで、すぐにお蔵入りとなってしまいました。ですから、必要になって「買ってください」と申請してくるまでは、パソコンを与えるのは控えようと考えなおしました。こちらの一方的な押し付けですから、特にショックは受けません。2020年からのプログラミング授業でパソコンの操作方法は知識として必要になることは明らかですが、興味が無ければ教える事は難しいものです。ましてや、さほど尊敬されているわけではないので、尚更です。後から、「どうして早く買ってくれなかったの?」と子供に問い詰められたら、「興味を示さなかったじゃない?」と言ったら余計に嫌われることでしょう。事実を伝えても、なかなか理解をしてもらえない、という状況は本当に辛いことでしょう。全く関係がありませんが、ふとそう思いました。子供の携帯電話は、15件まで電話帳に登録が可能で、その内4件は簡単に発信ができるようになっているようです。ただし、奥様と僕以外の人に電話を掛けると、30秒で20円という料金が必要になってきますので、気軽に長電話をされたら、とんでもない請求額になりますから、その辺りは細心の注意が必要です。例えば10分間の通話であれば400円です。それを10回やられたら4000円です。こうして具体的に考えて見ると、結構簡単に1万円の請求が来そうだと予想できますね。自分で登録方法を理解して、友達の番号を登録したら、恐らくすぐに電話を欠ける事でしょう。その辺りの制約をどうやって行うかが、親に問われている訳です。既に威厳という武器を失っている訳ですから、物理的に、或いはソフト的に不用意な電話ができないように設定する必要がありますね。それは来週にでもトライしてみましょう。先ずは、様子見です。

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